- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040740904
作品紹介・あらすじ
茶道楽と呼ばれるほどお茶に目がない采夏は、献上茶の会場と勘違いしうっかり入内。宦官に扮した皇帝に出会う。お茶を美味しく飲む才能をもつ皇帝とともに、後宮を牛耳る輩に復讐すべく後宮の闇へ斬り込むことに!?
感想・レビュー・書評
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面白かった。好物の天然無自覚系能力者もの。
茶師になりたい采夏(主人公)が、献上茶の選考会場と、後宮妃の応募会場をまちがって、後宮にはいってしまう。
そんでまあ、茶愛が高じすぎてこじれはいるが、その才能ですべて解決していくという、なんかわからんけどめでたしめでたしなお話。後宮能力妃は一大ジャンルなので、いろいろあるが、お茶というのが私には目新しく、しかしキッチリ定番は抑えているのが安心感ある。薄くてヴォリュームがちょっと寂しいが、ともていい。
既刊三冊出ているようなので一気読みすることにしよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お茶ほいほいヒロイン
お茶道楽ぷり突き抜けてた。
お茶でそんな解決せんやろ、関わる人すぐ絆されすぎ〜って感じ…だけど、まあいっか!
明るいし、平和的解決だからよしで、
ライバルがわりと惨いけどどこまでもマイペースと優しさとお茶愛でめでたしなって良かった。
お茶おいしそう -
チャポン、チャポン
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権力争いパートもうすくて、よくある"おもしれー女"が後宮で無意識に無双するだけの話ではあるけど、主人公がただの変人ではなく愛されている自覚もそれ故のわきまえもあって、読んでいて気持ちよかった。
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自作の茶葉の茶選定に来たハズが、間違いで妃選定を受けてしまい入内する采夏
宦官の専横を許している宮廷は後ろ盾の無い妃嬪で溢れていた
お茶狂い主人公の後宮物語 -
采夏がかなりのお茶馬鹿。お茶のことだけ考えていた結果物事が上手く行っちゃったという展開ばかりなので、頭が悪いわけではないのに、ただ運が良いだけの子に見えるのがちょっと残念。
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いいねー、こういう盲目系ヒロイン大好き。