役立たずと言われたので、わたしの家は独立します! 3 ~伝説の竜を目覚めさせたら、なぜか最強の国になっていました~ (カドカワBOOKS)
- KADOKAWA (2021年11月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040743042
作品紹介・あらすじ
ナイスナー王国へ向かう南の国の王子の船が、ワイバーンに襲われ、あわや難破!? ネコ精霊達とあっさり救出したフロ-ラは王子にドラッセンを案内するが、広大な農場に温泉街にと驚かれ通しで?
感想・レビュー・書評
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カルナバル皇国の使節団が海上でワイバーンに襲われているところを救出、そのままドラッセンの街まで空輸。
知恵の蜘蛛?の邪魔が入りながらも、正式な外交関係の樹立へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
独立宣言から1年が経ち、ナイスナー王国は海を隔てた隣国と国交を結ぶことになり、フローラはその担当者となる
そして相手国の担当者は幼い頃に知り合ったレオ皇子で、実はフローラに恋心を抱いていたりするが……という展開
レオ皇子との再会からハプニングが発生し、いろいろイベントを経て、リベル、マリア、精霊たちも加わってのワイガヤ、精霊たちのモフモフと楽しい展開
結局レオ皇子の恋心は、告白に至るも玉砕
まあ予定通りすぎる(笑)
ただ、このことでフローラとリベルはお互いへの気持ちの自覚に至るのか、二人の関係性に何らかの影響を及ぼすのか、という点は楽しみだな
最後、謎の組織の襲撃がありつつも撃退
次巻はこの組織が中心かな?
イベント自体はいろいろあって楽しかったけど、どうもワンパターン気味
そもそもフローラ、リベルを中心としてのドタバタコメディ感が強い作品だけに、レオ皇子やザインなどの心情描写は少なく、どうも物足りない(かといって心情描写が多くても重くて作品に合わないだろうけど)
【以下再読のための備忘】
・「フローラ様に変なこと訊かないの!そもそも、あんたにはあたしがいるじゃない!」
・「爆発しない妄想なんて、何の価値もありませんわ!」
・冬のクマ鍋とアセリア(フローラ母)
・『きっとフローラリア様がいつものようにとんでもないことを始めたんでしょう』
・親友爵(笑)
・ネコは液体。
・「汝がわたわたしている姿は、いつ見ても可愛らしいものだ」
・「ハルト。汝の命が尽きようとも、汝との記憶は我とともにある。……さらばだ、友よ」
・「ではさらばだ。甘い幻想(ゆめ)よ」
・「ダメよ。ボケはちゃんと拾うのがわたしの主義だもの」
【内容:アマゾンから転記】
独立後初めての外交相手は……海を超えて来た幼馴染の皇子!?
独立宣言して早くも一年、フローラたちの王国も遂に初めて隣国と国交を結ぶことに。幼い頃に知り会った皇子が海路で来るはずが、ワイバーンに襲われ、あわや難破!?
リベルとあっさり救出したフローラが領地ドラッセンに案内すると、広大な農場に温泉街にと驚かれ通しで……。皇子は兄のライアスと仲良くなったり、ネコ精霊をモフったり楽しそうだけど、なんだかフローラに思う所があるようで……?
今回はカメ精霊にカモメ精霊、勿論ネコ精霊が大活躍!! -
フローラとリベルがまた一歩近づいた巻やった