老舗酒蔵のまかないさん 初夏の梅酒と七輪焼きの炙りイカ (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 157
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040743189

作品紹介・あらすじ

 人に慕われる青年・響の酒蔵は、三百年続いた老舗。だが数々の難題が。目下、重要な収入源である梅酒の仕込みが人手不足だ。
 そこに現れたのが、世慣れない乙女・三葉だった。響の役に立とうと、一途に勤める彼女は周囲に認められ、まかないも担うことに。
 ふわふわ玉子焼き、採れたてトマトの胡麻酢和え、五目いなり。三葉の絶品料理と前向きな言葉の"おまじない"は、響や杜氏の背中を押す。信頼を培っていく二人だが、三葉には不可思議な点がーー?
 そんな中、響と三葉が挑んだ花火大会での販売が転機になり…!?

感想・レビュー・書評

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  • 老舗の酒造会社にやってきたちょっと不思議な女性、三葉が主役の物語です。前半は三葉がつくる料理に会社の人たちが感激する話、後半は会社が抱える問題に三葉が一緒に取り組む話で構成されています。

    三葉を天然っぽくして序盤に彼女の正体を明かすも同然の書き方をするのは正直首を傾げたくなりましたが、その後会社の人たちと交流することで三葉が成長していく過程が描かれ、読んでいて気分がよかったのであまり気になりませんでした。

    前半に出てくる料理の描写が良いですね。すごくおいしそうで読んでて腹が減ってきそうです。
    今後どんな展開になるのか楽しみです。続編が出てほしいな。

  • ほのぼの可愛いお話でした。
    酒好きなのでその視点でも楽しめる。
    オチは見えてたので、続きが気になります。

  • 不思議な存在の三葉が魅力的。一生懸命な皆の中で真っ直ぐな言葉を伝える三葉が、皆の力になっているのが良く分かる。

  • いいね!三葉ちゃんのまっすぐさに癒される。
    お酒飲めないけど、とても飲みたくなった。

  • カバー裏のあらすじを読んで、う~ん、これが面白いのかどうか・・・と思いつつ読み始めたが。

    お・も・し・ろ・か・った!!

    続きが読みたい!!!

    秋田と響の反省会のような飲み会がよかった(笑)。
    元気な三葉の正体を初見で言い当てた秋田に乾杯!
    ま、私は初めから見当つけていたけどね・・・と言ってみる(笑)。

  • 続きそうだ

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著者プロフィール

1月9日生まれ子供の頃からずっと犬のいる生活を送っています。今は黒柴とキジトラ猫と共に暮らしています。

「2023年 『老舗酒蔵のまかないさん 三 門出の春酒と桜舞い散るお花見弁当』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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