- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040744179
作品紹介・あらすじ
●〇●待望のシリーズ4巻!●〇●
勤め先の先輩である瑠璃子(るりこ)が出奔してしまったーー。折しも、口入れ屋・銀古(ぎんこ)の繁忙期。珠(たま)は瑠璃子の代わりに、秋桜(コスモス)の咲き乱れる洋館での勤めを任される。
珠なりに洋館の"人ならざる者"に真摯に向き合って縁が結ばれ、洋裁を習うことに。銀市(ぎんいち)のシャツを仕立てながら彼を想い、しだいに乙女らしい感情も育んでいく。
銀市も彼女の花開く姿を慈しむ一方、珠がいずれ自分の手を離れる予感と、只人として生きるには強すぎる彼女の贄の力を憂いていた。さらに、瑠璃子失踪の原因となった存在も珠にそそられ……?
●〇●道草家守の新作『青薔薇アンティークの小公女』も2022年5月、同時刊行●〇●
感想・レビュー・書評
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瑠璃子の自由さ、かっこよさに憧れていた珠が怒るシーンが印象的。
ここまでようやく成長したんだね。
もう早く銀市さんと上手くいってほしい。 -
後追いなので、4巻で終わりかと思っていた。まだ続きがある様で。
擬音語が気になる。「はちりと瞬く」って。不思議な表現をするもんだ。UFOの飛行音を「うんちゃら、うんちゃら」とするようなものか?(昔過ぎて元ネタ知っている方いないかも)。道草家守氏独特の雰囲気を作るのにひと役買っているとは思う。
銀一の苦悩が、この巻の終わりにあると言う事は、次巻で過去が語られるのかな?楽しみ。 -
珠が成長してだいぶしっかりしたなぁという印象。人間関係も広がって、あれこれチャレンジしているのが楽しそう。銀市との恋も表面化してて可愛らしい。