精神医療の現実 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
2.71
  • (0)
  • (0)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 87
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040823898

作品紹介・あらすじ

躁うつ病や統合失調症はもとより、いまや「発達障害」も一般名称化した。もはや「心の病」は特殊ではない風潮の一方、医療現場では何が変わり、何が変わらず、何が起こっているのか。最前線を走り続ける現役医師が、精神医療「内部」の諸問題、精神医療と「外部」事象との問題、精神医療と心理社会的な問題との関連を批評・露呈させる。

第1章 医療の中の精神科
第2章 流行の病
第3章 精神病院の風景
第4章 精神鑑定のウソ
第5章 カウンセリングと精神分析
第6章 ヒステリーと神経症
第7章 精神療法のワナ
第8章 精神疾患の治療法
第9章 特異な精神症状

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 精神科医療の現実と精神病について、実例や傾向を挙げながら解説している。
    うつ病は流行りのようだが、単にうつと言っても色々なケースがあるようだ。
    最終章では様々な依存症もあげ、発達障害についても解説している。

  • 精神療法(心理療法)批判がすごい……

  • 一面の真理だが、これもまたこれが全てとは言えないのではないかと思う。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

昭和大学医学部精神医学講座主任教授

「2023年 『これ一冊で大人の発達障害がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩波明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×