- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040824673
作品紹介・あらすじ
正月の風物詩・箱根駅伝が100回大会を迎える。予選会に全国の大学が参加可能となり、注目度はさらに高まっている。なぜ人々は箱根駅伝に熱狂するのか――。40年以上箱根を追い続けてきた生島淳氏が紐解く。【目次】はじめに第1章 箱根を彩る名将たち第2章 取材の現場から1第3章 取材の現場から2第4章 駅伝紀行第5章 目の上のたんこぶ第6章 メディア第7章 箱根駅伝に魅せられておわりに
感想・レビュー・書評
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自分自身、箱根駅伝が大好き!
生島さんの読みやすいコラム40本。選手の名前、姿も自分は分かるので、尚楽しい読書時間でした。
最後の方の瀬古さんの人生は実はめっちゃ過酷。その中でも前向きに生きてきた。との話は意外であり感銘を受けました。
一つ組織運営に参考になった話を備忘。
「MGCプロジェクトで瀬古さんは顔役となって、実際のルール作りや運用はスタッフが進めていく。組織が上手く行く時のパターンだ。」 -
箱根駅伝好きにとっては、読んで損はない一冊。
これまでの箱根の歴史、各校の特徴や監督の思惑。
来年の箱根の前にはもう一度読んだ上で観戦したい。 -
私は「箱根駅伝」が大好きで、「走る格闘技」と呼んでいる。本書、今年の100回記念大会の前に読んでおけば良かったと悔やんでいる。本書の内容を知った上で観ていたら数倍楽しめたと思う。
とは言え、「箱根駅伝」に関する様々な話題に触れることができて、たいへん楽しめたことは事実。監督の苦労、厚底シューズ、3大駅伝の違いと各大学の攻略方法等々。更に小ネタ(と言ってはいけないかもしれないが)、①駅伝ルートで「小涌園」だけが紹介されるのは何故か?②池井戸潤の『俺たちの箱根駅伝』で、テレビ局幹部が芸人をスタジオに入れよう(=バラエティ色をつける)と試みる、③出雲駅伝に関して、出雲のスタバではコーヒーが出雲焼で提供されるとか出雲大社参道に面している「竹野屋旅館」は竹内まりやの生家、等々、「読んでみよう」、「行ってみたい」と思わせてくれる。
「箱根駅伝」が好物の方にはおススメ! -
まもなく箱根駅伝、昭和からの歴史を俯瞰的に捉え未来を展望する一冊。観戦のお供に。
裏話的な内容と歴史、将来についてバランス良か配分されている。ここ最近では箱根駅伝をテーマにしたホンを最も上梓している筆者だけに、安定の出来。