古都トコトコ記・断食への道 (角川文庫)

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  • 角川書店
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本棚登録 : 115
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002346

作品紹介・あらすじ

銀色さんが旅に出た! 銀色目線の奈良、京都、松江の古都ぶらり旅に加え、魅力的な仲間と挑戦した断食の旅、幻のお散歩日記など、心がほんわかする旅日記を、イラストと写真も満載でお届け!

感想・レビュー・書評

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  • 奈良の大仏の中で阿修羅像は私も美形だと思うし、一番魅力的だと思う。断食は向上心と好奇心が必要な修行みたいなものみたいだ。銀色夏生さんの感性と視点で見るものの見方が好きで、いつも最後まで面白く読んでいます。

  • つれづれ内でまとめてもよかったかも。もしくは1個のボリュームを多くするとか。寄せ集めました感がすごい。

  • 古都:寺とかに基本興味ないままに淡々と書いてて、自分もあまり興味を持ててない身としてその点は面白かったけど普通の旅行記ではお目にかかれないテンション

    断食:興味深く読む。完全に自律できる訳でなく好奇心と向上心はある人が断食に来てるので心地良い、というのはいいな。ひもじいような感想を言ってた記憶が全然無いな

    散歩:つれづれノート読んでる気持ちになる

  • 良く言えば肩ひじ張らない自然体の紀行文。悪く言うと高校生の絵日記。「古都トコトコ記」はせっかく神社仏閣を巡っても、興味がなくて素通り同然。歴史的背景ではなく今の姿だけの印象をつづった感じ。著者の娘カーカとの京都旅行では、娘の機嫌をとりながら歩く姿が読んでいて辛かった。

  • 銀色夏生さんの本はもっぱら独自な視点および表現
    (言い換えると「独断と偏見」)で成り立っているように
    思えるので、奈良や京都の旅行記も宮崎の自宅周辺の
    お散歩も同列の本に出来るのだと思う。
    断食施設でのエピソードが面白かった。
    登場人物が知らない人ばかりで、その中で「銀色視点」を
    光らせて書いてあって。
    なんだかんだいっても、銀色夏生さんが書いたものは、一度は
    目を通したくなる。

  • 2013.8.26読了
    星一つ付けるのすら勿体無いくらいしょうもない
    出版不況とか言ってこんなものが流通できるほど、まだ角川に体力あるのか、銀色夏生ファンには需要があるのか
    読み通すのが苦痛なくらい

  • 宮崎の散歩日記がステキでした。家の周りのことを文章にするのは難しいことと思いますが、しみじみとしていて、鋭いところもあり、銀色節でした。

  • 訪れたことのない銀閣寺と銀閣寺の、その違いが体感できました。

  • 山の辺の道は昨冬に歩いて、マネキン頭に度肝を抜かれたところだったのでタイムリー。
    また歩きたい。

    宮崎の散歩日記がしみじみと好き。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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