BLOOD‐CThe Last Dark (角川ホラー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年5月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041003008
作品紹介・あらすじ
条例で青少年の自由が規制された東京。小夜は東京の実質的支配者にして、仇でもある七原文人に復讐を果たすため、東京にいた。"古きもの"に襲われていた少女・真奈を偶然助けた小夜は、文人に抵抗するネットコミュニティ、サーラットのメンバーと知り合う。心を閉ざしていた小夜だが、やがて彼らと共に戦うことを決意。一方、小夜に強い執着を抱く文人も、新たな罠を巡らせていた-。大人気アニメ劇場版を完全ノベライズ。
感想・レビュー・書評
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劇場版のノベライズ版。登場人物の細かな心情や、おそらくやむなくカットしたであろうエピソードが書かれています。
映画では確かにキャラクターの心情を明確には描かれていませんが、表情の変化で結構読み取れるのであくまで補完程度。戦闘シーンも淡々としているので、そちらは映像面の方が優れていました。
ただ、小夜と真奈の関係
小夜の唯芳(おとん)に対する想いはより深く書いてあって満足致しました。劇場版とノベライズ版合わせて読むと楽しめます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オリジナルの"BLOOD THE LAST VAMPIRE"の小説も書いている藤咲淳一が描くアニメ"BLOOD-C"劇場版のノベライズ。藤咲さんは"BLOOD+"も携わっているので皆勤賞です。ストーリーに変更はありませんが、人物の繋がり方などで細かい部分が映画とは違ってます。また、映像化する際にカットされただろう部分もあり、各キャラの心情などを理解することができます。物語の終わり方が色々と解釈できそうなので、また違った形での新作がありそうですね。これは、文人と小夜のラブストーリーという事でOKですよね?
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BLOOD-Cの続編
前編を引き継いだ形の本。どちらかというとホラーと言うより
ライトノベルの色が強い。話自体はよくまとまっているので
読んで損はない。というよりまぁまぁおもしろかった。 -
TV版のノベライズよりはストーリーが1本通ってる分ましだと思いますが、もうひとつ設定や伏線が拾えてない感じがやっぱりある。青少年保護条例とかその保護施設とかその目的が不明だしものすごく中途半端な感じ。
物語の根幹である文人の目的も、終わってみれば何だったの?って感じだし。結局設定倒れって感じかなぁ。 -
劇場版のノベライズ。
劇場アニメを見事に補完してる完全版とも言えそうな出来。
小夜と真奈の縁のエピソード、
小夜と父様こと唯芳との繋がりなど、
痒いところに手が届くというか、
そういった話がしっかりと描き込まれていて、
むしろその話を何故映像化してくれなかった?
と思うくらいに、このノベライズは素晴らしい!! -
ラストバトルの描写が物足りなかった。
映画をみただけでは分からなかった部分を知れて良かった。
四月一日くん好きだ。 -
今回はいちお茶番ではなかったか?
オチはなんだかなと言う感じだったけど、いちお物語としてはできてたし、まだましかな。
でも、映画見に行こうと思ったら、宇都宮か伊勢崎しかないってどうなのよ。