天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 260
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005279

作品紹介・あらすじ

私立天空高校の校舎屋上から、一人の女生徒が飛び降り自殺をした。騒然となる中、白鷹黒彦は、なぜか「天空高探偵部」部長の夢野姫子に目をつけられ、調査をすることに。果たしてこれは本当に自殺なのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 自分が思っていた本人とは、全く違う地点から最後に、真犯人が出てくるとわな…
    読んでいて続きが気になるような、ミステリー小説だった。
    前作?の本を読んでなかったので、出てくる登場人物などが気になる。

  • 一冊目がソレあり?みたいな話だったから読むタイミングが難しかった。それでようやく意を決して読んだら、二冊目はおとなしくなってた。キャラ設定だけが勢い残ってた感じだけど、楽しく読みました。

  • 校舎から、女生徒が飛び降り自殺をした。

    彼女は何か悩み事でもあったのか、という
    おきまりの学校からの話。
    同じクラブの生徒が犯人を~と駆けずり回りますが
    まさかの犯人でした。
    殺害内容もあれでしたし。
    驚き以外なかったですが、性格を考えると
    こっちに走っても納得、でした。

    神出鬼没のように現れるお兄さんと『妹』に
    こねって素晴らしい、と拍手したいものが。

  • 椙本さんの書くミステリーは、謎解き部分をわざと雑に書いてる?ラノベ感てやつ?

    キャラ読み好きな私には楽しめたけど。

  • 椙本さんの作品はこれで読むのは何作目になるだろう。
    何故かいつも何かが物足りない。
    設定自体に説得力がない。
    第一の自殺?はどうしても必要だったのか。
    犯人の中にある憎しみや復讐心は理解できる。
    だが、何の罪もない人間を復讐のために死に追いやることができるのか。
    犯人を信頼し、協力までしてくれた女生徒を。
    どんなにひどいことを平然とする人間はたしかに悪い。
    だが、信頼しきっている人間は騙して殺すことのほうがもっと悪いのではないか。
    誰にでも大切な人はいる。
    かけがえのない人を理不尽に奪われたとき、憎しみのあまり復讐を誓うこともあるだろう。
    けれど、そのために無関係の人間を巻き込んでいいはずがない。
    巻き添えになって死んでいった人を、大切に思う人々がいるのだから。
    動機に説得力がなさすぎる。
    どんなに憎しみが強かったとしても、信頼関係にあった協力者を復讐の手駒として殺してしまう人間がどれほどいるだろう。
    たとえ小説の世界が虚構だったとしても、もう少し上手に騙してほしい。
    せめて作品の世界に入り込める程度には…。

  • もしこれが映像化されるとしたら、実写よりもアニメの方が向いてそう…

  • 2月1日読了

  • シリーズ第2作。今回の建物は黒彦が通う学校で…トリックは毎度の事ですが、一番ミステリーっぽかったかなと。犯人の動機はわからなくもないが、手段はもっと他にあったのではと…。黒彦達の学校生活が見れて楽しかった。

  • 2作目にしてぐっとミステリーっぽくなりました。
    主人公の黒彦くんがなんだかハーレム状態なのが、ちょっとラノベっぽくてアレですが、高校が舞台であることと、少し極端ともいえるキャラが登場するあたりも含めてラノベっぽいと言えますね。
    個人的には銃が登場するあたりに違和感を覚えます。100%入手不可ではないにしても高校生が持つには不自然だし、物語的な必然もないように感じました。

  • シリーズ2作目でようやく読み方がわかってきたというか
    おそらくこのシリーズはミステリーとして読むよりは
    ミステリー風味のライトな小説として読むのが
    正しい読み方なのだろうと思う。

    あまり細かいツッコミをいれても仕方がないし
    そこは割りきって読むのが吉かと。

    今回は学園ミステリー風味。
    いい意味でいろんな小説の面白いところを
    いいとこ取りして取り込むのがうまい作家なので
    雰囲気は楽しめるし、キャラクターもよく動いていて
    気軽に読む分には悪くない作品だと思う。

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著者プロフィール

1977年、奈良県生まれ。大阪国際大学経営情報学部卒。2002年「やがて世界は詩に至る」で出版デビュー。「THE CHAT」「THE QUIZ」などで異色ホラーミステリー作家として注目を浴びる。著書は他に「時間島」「タイムカプセル」「庵谷高校の死神 閉ざされた校舎と見知らぬクラスメイト」(ここまですべてアルファポリス)、「天空高事件」「幻双城事件」(角川文庫)、「へたれ探偵 観察日記」シリーズ(幻冬舎文庫)などがある。

「2017年 『君が何度死んでも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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