世界どこでもずんがずんが旅 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007372

作品紹介・あらすじ

マイナス50℃の世界から灼熱の砂漠まで――地球の端から端までずんがずんがと駆け巡り、見て、食べて、撮って、話してきたそのまんまをつづった30年の軌跡!旅と冒険の達人・シーナが贈る極上フォトエッセイ!

感想・レビュー・書評

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  • シーナ旅の総集編といった感じ(でもまだ半分ほどらしい)で、この本で興味を持ったところがあれば、その詳細が描かれた同氏のエッセイを探して読むのも良いと思う。
    土地々々の自然と人と、直に触れ合ったから書けるエピソードたち。80年代でこのずんがずんがっぷりが凄い。

  • 極寒のシベリア人はどんな生活をしているでしょうか。
    極暑の砂漠でどんな風景が見られるでしょうか。
    著者がいろいろな世界の秘境をずんがずんがと駆け巡り、出逢った異国の情景を描いてくれました。世界珍景に興味あれば、おすすめです。
    (環境理工学創造専攻 M1)

  • 世界中を旅した椎名さんの紀行文。なかなか行けない場所での、椎名さん独特の切り口からの文章は読んでいて飽きず、ワクワクする。

  • 2010年1月に角川書店から発行された単行本の文庫化。
    椎名誠のフォトエッセイ。主に1980年代に旅した各地について、写真を見ながら思い出しつつ書き綴ったもののようです。

    旅した先は観光地とはちょっと違う、例えばタクラマカン砂漠の楼蘭やブラジルのベレンなど。また中国やモスクワも訪れているが、今ほど行きやすい場所ではないし、ミャンマーなどは厳しい軍事政権下だ。

    椎名さんの文章は旅先で出会った人々のあたたかさやその土地土地の空気感が感じられて、とても生き生きとしている。行ってみたいなぁと思わせられるけれど、かなり不便なところを訪れているので、やっぱり話を聞くだけで十分かな。

    人生が息苦しく感じた時に読みたいエッセイ。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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