櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 748
レビュー : 65
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008393

作品紹介・あらすじ

平凡な高校生の僕の夏休みは、三度の飯より骨が好きなお嬢様・櫻子さんと過ごすことで、劇的に刺激的なものになる。母にまつわる事件から、人間の悲しさと美しさを描き出す、新感覚ライトミステリ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 取材力に感心する。
    櫻子さんも、彼女なりに子供には優しいという点には驚いた

  • 櫻子さんのキャラが変わってきているような気がします。私は一巻目のキャラの方が好きかなぁ…。普通に人に優しくしたり気遣うとか空気よんだりしてるんだったら、その辺にいくらでも転がってるキャラでしかないので。

    今回のテーマは「家族」なのでしょうか。
    正太郎の同級生のお祖母さんの死、児童虐待を疑われる幼児との出会い、薔子さんの親族関係が垣間見える話など、家族の係わりが事件の根幹のものもありました。
    二話目のお話はアニメでも見たけれど、時間に終われる感じが読んでいてドキドキしました。…実際だったら、あんな時間に医者を訪ねて対応してもらえるとは思いませんが。
    三話目は、どうにも救いようのない話でした。
    最後にそれなりに親として考えていた、という後付けの美談みたいなのは必要ないと思います。どこまでもひどくて仕方のない人もいるのだから。

  • 『骨』に対して強い執着を持つ20代半ばの標本士・九条櫻子と旭川市在住の高校生・舘脇正太郎が人の死に絡む事件の謎を解明していく短編集。
    前回よりも『骨』との関連性が強くなっていますし、櫻子が検死に関する知識も持ち合わせているという設定も活かされており、大分こなれて来た印象を受けます。
    また、今回は正太郎の他にも女子高生の鴻上百合子、3歳児・いいちゃん、警官の内海などサブキャラクターが豊富なお陰で、櫻子の変人ぶりが引き立っています。
    ベストは【あなたのおうちはどこですか?】。いいちゃんが真夜中に裸足で彷徨っているという不穏な謎が興味を引きますし、真相はいいちゃんの幼児語が鮮やかに繋がります。

  • アニメ化されたのをきっかけに読み始めたシリーズ、2作目である。骨に関すること、法医学の知識を存分に発揮する櫻子さんだが、性格の面では最初の頃と比べると子供とじゃれあうシーンなど子供好きな一面もあり、とっつきやすくなっていると感じる。正太郎と櫻子さんとのぎこちなさも改善しつつある。短編となっていて軽く読める印象だが、最後の話は親族間の複雑な事情などが絡み、展開だったが、家政婦の奈々子に子供ができ、重く悲しみのあるものから温かい展開で終わる感じ。櫻子さんの家族写真が出てきて、今後二人の周辺などに期待したい。

  • 多分これは2冊目なのでしょうが、図書館に一冊目がなかったのと、それでも読んでみたかったので二冊目からだけど読んでしまった。
    ウジ虫の話は川瀬七緒さんの著書のを彷彿とさせられた。
    ちゃんと1冊目も読んでみたいと思います。

  • 骨をこよなく愛する櫻子さんと櫻子さんに振り回される正太郎。今回は白骨死体発見、迷子の幼児発見からお家探し、富豪大家族の豪華パーティ出席。少しずつ登場キャラも増えてきたけど一方で毎回会話には出てくるのに実際登場しない櫻子さんの婚約者在原さんには早く登場願いたい。毎回櫻子さんが語る法医学豆知識は「へ〜」と思うけど会話のネタにはできないな・・・。

  • 普通に面白かった。
    が、この2巻の櫻子さんは1巻の櫻子さんとは別人に違いない。
    随分性格が違っているように思う。
    まず1巻に比べて随分優しくなったというのが1点。
    疑問があれば「それ、今訊かなくてもいいんじゃない?」というようなタイミングでも訊いてしまうのが櫻子基準だと思っていたのだが、空気を読んだのか質問したのは事件の1年後というていたらくなのが2点目。
    普通の人っぽくなったせいか1巻よりは安心して読めた印象。

    最初に書いた通り普通に面白かったので★3つ。

    以下、気になった点:
    櫻子さんの婚約者の影が薄いのは相変わらず。
    ソウタロウ君って誰だよ?
    櫻子さんに弟か妹がいたっけ?
    第2話の最後、「揺るぎない確かな愛情を(略)」があっての虐待?
    2巻になってもモリアーティ教授的なキャラが出てこないんだよなあ。いないのか、あるいは出てはいるけど覚醒していないのか。

  • 百合子さん、内海巡査、薔子さんと各話印象的な人物が登場
    薔子さんは、初登場ではないけど

  • 「櫻子さんの足下」シリーズの2作目。

    今回は、「夏に眠る骨」、「あなたのおうちはどこですか」、「殺されてもいい人」の3編が収録されている。

    相変わらずマイペースの櫻子さんと、正太郎クンのコンビ。

    コンビといっても、個人的に、櫻子さんの相棒は、も少し大人のほうがよかったかなと思うのだが。

    相棒として、櫻子さんに対するグチが多いんじゃないかと。
    理解度が足りないんじゃないかしら…と。

    そう思うのは、「夏に眠る骨」では、正太郎クンの同じ学校の女子、鴻上百合子の祖母の件で、百合子でさえ、櫻子さんを「優しい人」と表現するが、正太郎クンはその言葉に驚いている。

    それに対し、百合子は「優しい言葉だけが、優しさじゃないと思う」と返す。

    櫻子さんとちょっと触れ合っただけの百合子でも、分かることを…と思ってしまうのは意地悪だろうか。

    このシリーズは、まだまだ続いているので、正太郎クンも成長していくはずだから、きっとその頃は、最強のコンビになっていることだろう。

  • テレビドラマ版が面白かったので、これは原作も読まないとね〜\( 'ω')/というわけで、櫻子さんの足下には死体が埋まっている です。ただし、間違って先に2作目を読んでしまうという/( 'ω')\何でや

    ドラマから入った私は全て観月ありさとキスマイ藤ヶ谷くんに脳内変換されたので、小説読んだっていうかドラマを文字でもう一回読んだ〜って感じでした\( 'ω')/なんと軽い感想

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