神さまのいない日曜日 墓守の少女 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008416

感想・レビュー・書評

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  • 友人がアニメが面白かったですよ、と貸してくれました。とりあえず二巻まで貸してくれたのですが個人的にはダメでした。アニメの方が相性が良さそう。

    荒唐無稽なファンタジー世界という感覚が一目で見て取れるアニメ映像と違って文章だとそれなりにリアルな世界を無意識にイメージする為、最初の墓堀シーンと村人登場あたりのギャップで既にアウト気味。大体地面を掘って埋めるって相当な重労働。シャベルに重力転換装置とかついてないと12才だかの少女にはなかなか荷が重い労働だと思われますがとか考えちゃうからいけないんですよね。
    そしてラノベってどうしてこうステレオタイプなキャラクター設定なのかなあ~と不思議に思います。まあ不思議ちゃんでも良いですけどね。主人公に魅力は感じないしいきなり出てきた殺人鬼は無意味に暴力的だし突然の展開過ぎてついていけなかったです。
    アニメなら多分ふうん、と見られると思うんですけどね~。私、文章につくづく求める要素が大きいんだな、ということがよくわかりました。

著者プロフィール

第21回ファンタジア大賞大賞受賞作『神さまのいない日曜日』でデビュー。同書はTVアニメ化され、角川文庫版も刊行されるなど、ライトノベルにとどまらない幅広いファンを獲得した。ほか著作に『魔法の子』があり、独自の深い世界観で読者の支持を集めている。

「2015年 『王女コクランと願いの悪魔II』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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