キャプテンハーロック (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 92
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009055

作品紹介・あらすじ

海賊船を操り襲撃と略奪を繰り広げる男・ハーロック。青年工作員ヤマは密命を受け、ハーロックのもとに潜入する。しかしそこで目にした驚愕の事実とは?大宇宙を舞台に繰り広げられる壮大なスペースオペラ!

感想・レビュー・書評

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  • ★松本零士著による漫画、テレビアニメ、OVAと人気を誇る『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』の最新作としてリアル3DCGによる劇場版作品のノベライズ。戦闘メカオタクの小説家、福井晴敏が劇場用ストーリーのシノプシスを構築し、それをノベライゼーション化したのは脚本家であり小説家の竹内 清人。
    新たに加えられた設定やスチュエーションは奇抜な趣もあるが反面、福井作品の多くに見受けられる屁理屈と言い訳で固めた主人公の「優柔不断」さと、ドラマとしての内容の「薄さ」に辟易とさせられる。また、竹内の文体で全編に渡って逆接の接続詞を「〜だけど、〜」と書いているのに強い違和感を感じた。ハードなストーリーを描く上でも「〜しかし、〜」または「〜だが、〜」を用いるべきではなかったか。小説としての筆力も低く仕上がりも稚拙。劇場公開に合わせて急いで出版した為か?、メインユーザー向けに今流行りの「ラノベ調」に仕上げたからか?いずれにせよ、せっかくのノベライズ作品であるので校正に時間をかけて、しっかりした《商品》にしてほしかった。とはいえ、この作品のスタッフにそれを求めるのがそもそも無理があるのか。
    「ノベライゼーションをなめるな!」以上、終わり。

  • 原作を知らないで読みましたが、それなりに楽しめました。ただ、全体的に短くて物足りない印象。最後はそんなに好きではないです。

  • 漫画のハーロックを知っている人には違和感があると思う。正直おもしろくなかった。

  • 映画を観た後に、補完のような気持ちで読みました。
    ノベライズだから仕方ないとして、映画ありきな内容です。心情、内面的な物は補完されていて、なるほど、と思えましたが、映画観てないと情景とか特に戦闘シーンは迫力が伝わらなかったと思う。
    福井さんの本はそれなりに好きで読みましたが、これはストーリーだけで小説は別の方が書いてらっしゃるのですね。通りでなんか雰囲気違うと思った。何だかラノベ風。

    映画の方がハーロックの風格感じられたのは映像と音楽の効果かなあ…小説を先に読んでたら映画は観にいかなかったかも知れないです。
    私は原作のハーロックは漫画を読んだくらいですが、それでも拒否感を感じました。まだ映像の方がしっくりきます。


    映画のハーロックの戦闘シーンはとてもかっこよかった。

  • 映画化ということで、本をお借りしました。
    私はハーロックの世代ではないのですが、なかなか面白かったです。

    ただ、ヤマの意思がビックリするくらいコロコロ変わったり、完全無欠に思えたハーロックが意外に脆かったり、急展開で世代交代が(勝手に)行われたりと驚かされる個所がチラホラとありました。そういった展開こそ人間っぽく、ある意味リアリティがあるのかもしれませんが。

  • やっぱりハーロックはカッコいい!!
    「自分を縛るものと、戦え!」
    小さい頃からの憧れですw キャプテンハーロック!

  • これはいいねぇ。映画見たいねぇ。アニメを見てた人にも共感持ってもらえると思う。

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