- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041011065
作品紹介・あらすじ
悪徳豪商エルマー家の包囲網に打つ手なく、セシルとの結婚を迫られるシャーロット。だが、「首なし騎士」アルベルトが、悪事を暴く証人を連れて乱入! 騎士の首と主従の絆を賭けた宿敵との争い、大逆転なるか…!?
感想・レビュー・書評
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インドア派で積極的なわけがない末っ子の一応姫が、政争の真っただ中でたちすくむのではなく、しっかりと見据える物語。主人公のシャーロットの、おとなしいわけではなく、冷めているわけでもなく、理性的だけど情がないわけでもない視点が面白いけど地味、なシリーズ、エルマー家編完結。
もーシリアス展開がとまらないのがこわかったけど、よーやく助けが来てほっとした……。読む前まで、シリーズ完結だと思ってた(笑)。そーだよね。王選んでないよね(笑)。いやー、好きだなー、このシリーズ。地味だけど。まったく主人公がきゃぴきゃぴしていないし、普段少女小説を読まない方でもおすすめです。 -
2017/11/6読了。
このシリーズ大好きです❗
続きは出ないのでしょうか?
これで終わりではないですよね? -
8作目まで一気読み。
正直、途切れ途切れでは読めなかったかもしれない。
文化背景や設定の甘さはこういうレーベルでは仕方ないのかな?
例:女性の王位継承に消極的なのに帝王学を強制される姫ってなんだそれは
文章が過剰だったり会話がわざとらしかったり、げんなりしながらもシャーロットとアルベルトの関係は楽しいし、ストーリーも面白い。
なんとなくストーリーには編集の力量を感じる。 -
正直、評議会の場面ではあまりの緊迫感に胃が痛くなりそうなほどだった。
城外でがんばっている面々を信頼はしているのだろうが、普通に考えるとあまりにこちらが不利な条件ばかり。
あの百戦錬磨のエルマー家を出し抜くことができるのか、最後までハラハラしっぱなしだった。
それにしても、初めは人間兵器か⁉︎というほどだったアルベルトが姫を普通に愛称で呼ぶとか。
変われば変わるものだ。
今後の姫の王選びは佳境にはいるのか?
評議会でチラッと出てきた、最後にこちら側に味方した二人組の貴族の男女は、これからなにかあるのだろうか? -
解決していくシーンはちょっと楽すぎる感あり。発端となった村の顛末も。
セシルの選択は理解できる。
彼女をかばい、家族と共にいく。
この件、まるまる解決と思っていいのかな。
あと、子犬、スゴイカッコ良くなって、驚き。 -
8巻