- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041011096
作品紹介・あらすじ
天才ピアニスト・生島高嶺とその恋人・空也が久々に富士見を訪れる。ベタ惚れだった二人には、空也の成長につれて微妙な空気が生まれていて…? その他、高嶺と薫子のピアノ対決など見所満載の外伝集第3弾!
感想・レビュー・書評
-
生島高嶺(とソラ含むファミリー)の来日によるあれこれ。
『サプライズの行方』三条薫子の結婚に絡めたストーリー。
『第五の運命』生島の復活。
楽しかったです。生島のルーツ探しの読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ外伝2作目
『サプライズの行方』
悠季の伴奏を務めてくれたことのある三条さんが結婚することになり、同じ時期にニューヨークから高嶺とソラ、マムたちが日本へ来ることに。そこで、高嶺の大ファンである三条さんへサプライズの高値の演奏をお願いすることに、、、。
ーーー成長したソラくんの様子や三条さんの話(育ちとか旦那さん=キンちゃん)など読めて良かったw
高嶺のそもそもの来日の理由のルーツ探しはどうなったのかしら?
悠季たち二人は変わらずラブラブなのでそれも良しw
『第五の運命』
薫子が高嶺に申し込んだ連弾が実現することになり、ビックリ!早速打ち合わせに守村たちを訪ねてそのまま高嶺を自分の母の経営するライブハウスに連れて行くことに。
ーーー高嶺の楽譜が読めない、の解決が思わぬところで出来て良かった。薫子視点での語りだったので悠季の出番が少なくて(桐ノ院に至ってはセリフもない)残念だったけど、良かった。
二人の連弾の最中に、薫子が悩みやなめてきた辛酸は比べると大したものじゃないかもしれないけど、その持ってる物の大きさはそれぞれ違っても、そのまま満杯になるまで受け入れているってことは同じ、というくだりがあって、うん、ほんとにそうだなと思った。
すごい大変な苦労をしてきた人の誰かと比べるんじゃない、自分の中でのいっぱいいっぱいまでそれを受け止めてきたってこと、それはおんなじだよね。
高嶺のルーツ探し、どうなったんだろう???
アンケに書くかな。
ちなみに声は増谷さん(桐ノ院)置鮎さん(悠季)矢尾さん(高嶺)山口さん(ソラくん)で脳内再生しましたw -
年末ぎりぎりに読了。
今回は高嶺とソラくんがメインで
三条さんに纏わる話。
高嶺とソラは悠季と圭が悩んでいたことを
あっさりと書いたって感じで
こんなにあっさりなのは主役二人ではないからってことなんだろうけど
逆に主役二人が引っ張りすぎてたってことにもなるから
ナンダカナ、と思ってしまう話でもあった。
更に、久々に登場した三条さんが
こんなキャラだったっけ?とか思うし。
更にさらに、まだ外伝が続くようで。
いいんだけど、なんかもうラブラブが続行中の熟年夫婦の間のことは
誰も興味がないだろうから
別に気になることを書いています的なのは
どうかと思ってみたり。
内容がないというか、あっさりしすぎているというか。
物足りないのです。
外伝も多くなると『しがみついている』のは
ファンだけじゃないって気がしてくる、と思うのは
そういう中味の『読ませたい』加減じゃないでしょうか。
私はもっとしっかり『読みたい』。 -
番外編のが悠季のエロ度が過剰な気のする本作。鬱々ぐるぐる描写が減るせいか? タカネが主人公の話。ソラの成長を読めたのは嬉しかったが、もっと掘り下げて欲しいところ。