怪ほどき屋 からむ因果の糸車 (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041018019
感想・レビュー・書評
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全作に続き、読み易かったです。
3話から構成されていて、1話辺り1時間程度で読めるので、
ちょっとした空き時間にちょうどいい。
いい感じに新キャラ登場で今後のお話が気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
奈と多賀宮のバランスがいい。
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これからの展開が膨らんでいく伏線が出てきていますが、ちょっとマンネリ化してきたかな…
新たな展開を期待します -
ホラー文庫で、同じ題材を扱ったら相当怖いものもできそうなのですがこのシリーズは本当に軽くてサクサクっと読めてしまいます。事件を解くカギは知らない世界なのでミステリとしては読めませんが事件解決は楽しんで読んでいます。奈にうまい具合に使われる善という形もしっかり板につき、連作短編の形でパターン化してきたかな、と思ったりしたのですが奈の正体や雪緒との繋がりなどまだわからないことはたくさんあるのでした。最後に突然、奈の叔父という人が出てきて…穏やかではない関係のようで彼の過去がますます気になります。
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ようやく発見。
平積みの下に埋もれてたよ、本屋さん、しっかり整理整頓しといてね!
この物語読んでて、時々へんな感覚を覚えたのだけども。
作者が男女のペア、てのを思い出して、もしかしてふたりで手分けして書いてる? とおもった。
だったらわたしの感じてる“へんな感じ”も納得がいく。
要するに文章に統一性が乱れるのだ。
文のリズムや言葉の組み合わせ方、句読点の打ち方などなど、一貫性がないように感じて、すごく座りが悪い時があるのだ。
その感覚が、書き手が変わってる、てなら合点がいくのだが、どうなんだろう。
あ、お話はなかなかでした。