- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041018026
作品紹介・あらすじ
素行不良霊能者の多賀宮善が、しぶしぶ仕事で組むことになった相手は、超マイペースな唯我独尊男・奈旬一郎。日頃の行いが祟り、怨霊たちの餌食になりかけていた多賀宮は、奈いわく「業の深さが怪を惹きつける」らしく、本人の意向などお構いなしに便利な除霊道具認定されてしまうのだった。次々に立ち現れる怪異-美少女を襲う鬼、蕪の仮面の怪人、幼女の神隠し、すべてを見事にほどいてみせる痛快オカルトミステリー誕生!!
感想・レビュー・書評
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善くんの絶妙な小物感と奈さんの大物感がくせになる。
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読み物として面白い作品かと思います
この先、どのように展開していくのか楽しみかな -
妖怪もので角川ホラーというだけで高得点!!と思い購入。世界観もいい、キャラもいい、でも主人公にはまれないというか、好きになれないというか。。他は素晴らしいのだけども。。次回作は買おうと思います。
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初めましての作家さん。
霊能力が高いが技がないのに、中途半端な仕事をするから
色々と恨まれているだけでなく、怪まで惹きつける多賀宮と
能力は高いが超マイペースで子供っぽい奈(にのまえ)と
その秘書:雪緒(山姥つき)の3人が和洋折衷な怪の
原因を探ってほどいていくお話し。
しかし、主要キャラがどうにも中途半端。
素材や題材はピカイチなんだけど
上手く使えてない感じが惜しい。
テンポもちょっと乗り切れなくて残念。
怪の材料と小ネタは楽しみだから、次を読んでもいいかなぁ~ -
話の流れが唐突で、深みに欠ける感じ。
奈のテンションの高さだけで話が進んで行くので、説明不足と感じる部分も多く、何をしたいのかが分からない。 -
キャラは王道パターンであるが、面白かった。
読ませる文章力。
続きが欲しいが見つからない。 -
とある事件で関わることになった、正体不明の霊能者・奈に生き餌にされてしまった三流霊能者・善のあやかし退治のシリーズ。
初めからテンション高く話に入りこみずらく感じたけれど、2話目からは2人のコミカルな会話が楽しめました。
いわゆる霊は出てこないので、まぁ、あやかしの話ですな。
事件は奈主導であっちゅうまに方がついてしまうので、展開が早すぎてあまりあやかし退治の話という印象はないかな……。
さらっと読めるが、面白いかと言われれば、ん〜微妙な……。
最近つい手に取ってしまう、オカルトライトノベル。
まぁ、シリーズが続くのであれば、次作に期待ということで。 -
依頼人に降りかかる恐ろしい怪異を解きほぐす「怪ほどき屋」たちが活躍するホラーミステリ。キャラ立ちメイン、軽い読み口ながら、そこそこホラーとしての怖さもあるかな。民俗学に関する薀蓄や、ミステリとしての謎解きも楽しめます。