心霊探偵八雲9 救いの魂 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1307
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019450

感想・レビュー・書評

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  • 2015/07

  • 八雲がいつもと違い感謝したり優しい言葉を発したり。胸がキュンキュンします。とても読みやすいのはシリーズ最初から変わらない良さですよね。

  • 少し間が開いたけど、登場人物が少ないので思い出せました。

  • 生まれついての赤い左目で死者の魂を見ることができる大学生・斉藤八雲が不可解な事件を解決していく人気シリーズ。
    しばらくはスピンオフ的なのが続いていましたが久々本編続編でございます。
    主人公・八雲は高校時代の同級生の妹の生霊を目撃。集中治療室に入っている彼女の思念は「深い森」と八雲に訴える。同じ頃、遊び半分で富士の樹海に入った大学生が死体を発見し、その後、幽霊から電話がかかってくるようになり…。
    シリーズクライマックス手前といった感じで、少しずつ伏線が広げられたりキャラ設定が修正されたりしているような印象を受けますなぁ。

  • 2015年の8冊目です。
    このシリーズもついに9作目か。50過ぎのオジサンが楽しみに読んでいるのは、ちょっとどうかと思いますね。主人公:斎藤八雲の赤い左目は、死者の魂が見えるという設定が、気持ちを惹きつけます。彼が、「魂は見えるが救うことはできない」という絶望感が、周りの人の愛情に抱かれながら変質していきます。毎回楽しみにしているのは、八雲に恋心を抱く晴香の心の揺らぎと決意です。ただ泣いてばかりだった女の子が、彼を守りたいと思うことで少しずつ変わって行きます。「希望を抱くことは、叶うことを奪われた人間に絶望を与える」と、暗闇から囁く声に耳を貸さないことだ。耳を塞いでいないと、その言葉は、心地よい諦念と聞き違えてしまいそうです。

  • 警察官でなくなった後藤さん。幽霊にとり憑かれた後藤さん。相変わらず直情径行の後藤さん。本当に八雲が好きなんですね。少しずつ柔らかくなってきた八雲クン、次回はもうちょっと心を開くのかな

  • 久々に本編進みまして、おぉぉ〜そう言えばって思いながらグイグイ引き込まれ一気読み
    今回も、これまた泣かせるお話でして
    ある意味王道なんだけど、心霊っていうのが、なんかうまい具合にバタ臭さを消すんですよねぇ〜
    父さんサイドも復活で、此れからも目が離せんです

  • 2014/12/25購入。
    2回目になるが、やはり、ドキドキして読みました。

  • 八雲君の同級生が出てきました。
    相変わらずの八雲君だなと思っていたのですが、少しずつ変わってきてることがわかるお話に感じました。

  • 帯の紹介よりは呆気ない感じが…

    いつもどおり、ちょっとしんみりする事件でした。
    多分、初めて同級生について語られてて、でもやっぱり八雲で。
    続きも期待してます!

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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