桜乙女と黒侯爵 神隠しの館と指輪の契約 (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年9月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041021811
感想・レビュー・書評
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身代わり伯爵も面白かったけどこっちもおもしろーい♡
やっぱ甘さがないとさ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で発見。
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清家さんの新しいシリーズは大正時代風?です。
文体はほんとうにいつも読みやすくてあっという間に読んでしまいます。
今回謎はあっさりしていますが、京四郎さんの背景についても今後も楽しみです。
次回発売は2015年の3月予定ということで、身代わりの前にくるらしいですが、今からとても楽しみです。 -
時は大正。新聞記者を目指す有紗は、家柄だけは良いお嬢さま。弟の学費を稼ぐため、華族である烏丸家の別荘で働くことになったある日、偶然手に入れた指輪の呪いで、烏丸家御曹司の青年・京四郎と主従契約(しかも有紗が主人)を結ぶことに!「そういうわけだから、君、思う存分に私を罵りたまえ」陰気で無表情な京四郎に苦戦する有紗。おまけに二人で、過去にこの別荘で起きた失踪事件の謎を追う羽目になり――!?
清家先生の新シリーズ。人気投票で最も票があった大正ロマンシリーズに決定しましたね。
設定は面白いですが、やはりまだ序盤なのでハマるほどではないかな。とりあえず烏丸家当主はいずこ??若いのに裏のお仕事で忙しい京四郎さんですが、結構裏表ありそうだなぁ。有紗を慰めてくれるシーンにはきゅんとしましたが。これから続けば京四郎の秘密と有紗のことを大事にする理由、あの意味ありげなプロローグの夢もつながってくるんじゃないでしょうか?まさかの身代わりより先に新刊出るとは・・・焦らすね! -
身代わり伯爵シリーズは一作しか読まなかったけれど、こちらは続きが気になるので、きっと次巻も購入。3月が楽しみかも。
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有紗が凄く行動的。大正時代に唐突に魔法のような呪い要素が入ってきますが、逆転主従の設定は面白いです。
ただあまり逆転している感じも主従感も無いです。
強制的ならもう少し大げさに主従っぽくても良いのではと思いましたが、楽しく読めました。 -
はじまりー
指輪物語ー 目立ってしょうがなさそうだなあ
大正が続いてたら面白そうだったのにな日本
しかし負けないとしょうがないのかな -
「そういうわけだから、君、思う存分に私を罵りたまえ」
今作で一番印象に残ったヒーローの台詞です。
意外とM気質があるのかなと思いました(笑)。
舞台設定は大正時代で、ヒロインは袴にブーツ姿の16歳の女学生です。
好奇心旺盛で正義感が強く、自ら危険な場所に踏み込んでいくタイプですが、基本的に素直な良い子なので特に行動にイラっとする事はなかったです。
対するヒーローは謎に満ちた烏丸侯爵家の子息で25歳。
いつも何を考えているのか分からない無気力な態度ばかり見せています。
2人の年齢差は9歳になりますが、ヒーローの年齢が意外と高い事に驚きました!
22〜24歳辺りを想像してました。
京四郎が有紗を子供扱いするのは、彼の中では有紗はまだ幼い子供のままなので「子守」とか自然と口に出てしまうのではと考えると、微笑ましく思えました。
やっぱり清家未森氏の文章は読みやすくて良いですね!
スラスラと頁が進みます。
吹雪に閉ざされた別荘内で令嬢失踪事件の謎を解くという、推理小説を読む面白さもありました!
京四郎の本業についてや幼い有紗と別れた理由もまだ謎だらけですので、2巻も楽しみです。 -
逆転主従感は弱いけれど、ミステリ仕立ての部分が面白くて満足。
あまりぶっ飛んだキャラは好まないので地に足着いてる主人公が好感度高い。