桜乙女と黒侯爵 双子姉妹の秘密 (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2015年2月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041021828
作品紹介・あらすじ
「たっぷり罵っていただこうか。お嬢様」名門華族・烏丸家の御曹司である京四郎と「特別な雇用関係」にある少女・有紗。そんな有紗に届いた恋文が、またもや事件の引き金に……? 大人気シリーズ、待望の第2巻!
感想・レビュー・書評
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有紗の周りにイケてるメンズが増えてきてwktkしてきたぞ♡
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新キャラがいろいろ出てきて、今後も活躍してくれそうなので楽しみです。
女学校の「エス」とか、いいですね~ -
さらっと読めて楽しいんだけど、二人の関係等にあまり変化が無いのが残念。
もうちょっと糖度があると嬉しいな。 -
お友だちが増えてよきことだ
闇の話がもっとでてくるといいなー
馨が間抜けになってきた -
【ネタばれ感想注意】
「祈られなくても、今が一番幸せだ」
シリーズ2冊目です。
1巻では呪いの指輪の所為で京四郎と奇妙な主従関係を結ぶ事になってしまった有紗でしたが、それから休日だけ彼の仕事を手伝うという助手の仕事を続けているようです。
今回は有紗がある女学生から恋文、いわゆる「エス」の契りを申し込まれる文を貰った事から、世間を賑わせている超能力事件に巻き込まれていきます。
叔父である馨の「あいつだって立場上、許嫁くらいいるだろう」という発言に思わず動揺するくらい、有紗は京四郎に惹かれ始めているのだと思うとニヨニヨします!
2巻では2回程、幼い頃の有紗と京四郎(であろう)少年とのエピソードが描かれていて微笑ましかったです。
序章の「ありさとおべんきょうと、どっちがだいじなの!」には京四郎少年じゃなくてもいっぱしの女のようでインパクトがありました(笑)。
残念ながら2人の関係性については今回も明かされませんでしたが、烏丸侯爵家についての謎が少しずつ明らかになってきました。
元は陰陽師の一族で、京四郎は侯爵家の実子ではなく養子である、という事です。
1巻で京四郎が五芒星の描かれた拳銃を持っていた事からその可能性も浮かびましたか、個人的には隠密かお庭番衆関係だと思っていたので外れて残念です(笑)。
あとは、呪いの指輪が「桜川博士」の遺品であるらしい事も判明します。
…恐らくは、有紗の実父ではないかと予想しました。
だから、「桜乙女」というタイトルなのかな…と。
遺品だからこそ京四郎が首に下げて肌身離さず守っていたのではないでしょうか。
ラストでは有紗の過去を知る意外な人物も登場するので、3巻を読むのが楽しみです! -
2巻です。
有紗の大切にしている弟・や留学帰りの従兄・慧一朗、登場人物がさらに増えて賑やかになってまいりました。
京四郎の仕事など、謎の結社の存在が明らかになり、奴隷の呪いの指輪に悩まされながらも事件を解決する二人が微笑ましいお話となっております。
ミステリー仕立てのファンタジーというどっちつかずが気になって、私としては微妙かな。続刊に期待。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4462.html -
「たっぷり罵っていただこうか。お嬢様」時は大正。家柄だけは良いお嬢さまの有紗は、名門華族・烏丸家の御曹司である京四郎と「特別な雇用関係」にある。大好きな従兄の帰国に浮かれたり、美少女からの恋文に動揺したり、それによってなぜか京四郎が不機嫌になったりと、有紗の周囲は今日も騒がしい。そんな中、巷で話題の「超能力少女」をめぐって、再びとんでもない事件に巻き込まれてしまい・・・!?
1巻よりさらにパワーアップしてきました。また魔術絡みの事件に巻き込まれてしまう有紗ですが、結局は何とかハッピーエンドになって良かった。彼女の真摯な人柄が動かしたといえますね。少しずつ明かされる過去に焦れながら(笑)きゅんとする場面が多かったです。心の底ではとても有紗のことを大事に思っている京四郎のさりげない仕草や言葉に優しさが詰まっていて、彼の気持ちが理解できる反面、有紗との過去を封印してしまっている彼に少し寂しさも感じます。いつか、彼らが本当の記憶で結ばれることを信じつつ。 -
謎が解けてきたり深まったり。
これからがますます楽しみです。
やっぱり清家さんの本は読みやすいです。 -
シリーズ2作目