五時間目の戦争 （2） (カドカワコミックス・エース)

著者 : 優

• KADOKAWA/角川書店 (2015年5月2日発売)

作品紹介・あらすじ

二回目の「戦」に指名されたのは、朔の親友の喜多山と関前だった。本土の戦場で負傷した喜多山を気遣う都は…。そして出征できない朔に、新たな試練が降りかかる。

感想・レビュー・書評

[bukuawaさんの感想 · 2022年6月20日]

金曜五時間目の戦争（本土への代表者出征）が日常となった瀬戸内の小島に暮らす少年少女の、食べ物をアクセントとした青春物語第二巻。

友の負傷、それぞれの淡い恋心、戦場に赴くもの・銃後に残るものの迷いと決心。
敵の意外な正体の一端も明らかとなり。。。

食べ物と戦争、どちらに軸足を置いているのか迷ってしまうけれど、まあ、細かいことを気にせずに、戦争の存在により際立つ思春期の切迫感と恋物語を楽しめばよいかな。

アタレの小ネタにはちょっと笑った。わざわざレーザーにしてSF感出さなくても、普通に連射でよかったのでは。あと本土って四国なんだなと。

[たお。さんの感想 · 2022年1月22日]

2巻目なのに面白さが落ちてない！
むしろパワーアップしてる！！

おススメです。

[保山ひャンさんの感想 · 2017年8月6日]

中学生が出征する。愛国心や敵への憎悪ではない出征理由をもつ少年があらわれる。男をあげるための出征だ。恋のライバルたる同級生に対する劣等感をひっくり返すための出征だ。ふわふわした銃後も描かれるが、これは実際の戦前でも、ギスギスしたものではなかったことを思えば、リアル。

[そららさんの感想 · 2015年6月15日]

シリアスなようでいて、優さんの絵柄のなせる技か、のほほんとしている。
ついに浅野いにおがオビを描いた！

[blufeさんの感想 · 2015年5月3日]

面白くなってきた。
こういう重い話は色々縺れるのが一番だよ。

[lovemusic718さんの感想 · 2015年5月1日]

敵の正体が気になる。
都は出征はできないけど、自分にできることを見つけられたど、朔はどうなんだろう。
野菜作りは立派だと思うけど・・・。
この絵柄と重めの内容が結構好き。