- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041038871
作品紹介・あらすじ
離婚に傷つき娘と暮らす寧、年下の恋人のいる万起子、娘が口を利かない美香。夫を癌で亡くした崇子の料理屋には、今日もバツイチ女性が集まる。結婚、出産、離婚、自立、人生の転機に必要なものを探りながら--
感想・レビュー・書評
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女性の友情の物語。それぞれの人の立ち直りの過程が丁寧に描かれている。みんな頼もしく立ち直り、楽しみを謳歌している。
自分だったら内にこもるだろうなと思いながら、羨ましかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さまざまな理由でシングルマザーになった四人の女性の物語。
仕事もして、子育てもして、できれば恋愛だって…
人生は何度でもやり直せる!
「娘を背負っているのではない。手をつないで歩いているんです。」と言える母、
夫に先立たれ、悲しみの底から自分らしく生きる道を見つけた妻、
それを見守る男性たちも素敵でした。
「人を信頼できる人」という言葉が印象的。
これはもしかしたら「信頼される人」になるより難しいことなのかもしれないと…。
狭量な私は、ちゃんと人を信頼できているのだろうかと思ったり。
子供を女手ひとつで育てる。
現実はもっともっと大変なはず。
でも、どんな環境に置かれても、精一杯生きる女性が報われる物語はいい。
結婚することや、それが長く続くだけが幸せとは限らない。
かけがえのない子供や、友人がいてくれるだけでいい。
”幸せは自分の心が決める”って、本当ですね。-
うさこさん、こんにちは~♪
石井さんの本は読んだことがなかったの!
この本、勇気をもらえそうですね。
今、そんな本を欲してる~^^...うさこさん、こんにちは~♪
石井さんの本は読んだことがなかったの!
この本、勇気をもらえそうですね。
今、そんな本を欲してる~^^
メモして古本屋さんへGO~(^^)/2016/09/14 -
azumyさん、こんばんは~♪
石井睦美さん、 私も初めましてだったの。
他の方のレビューにもあったけど、
そう甘くないでしょ...azumyさん、こんばんは~♪
石井睦美さん、 私も初めましてだったの。
他の方のレビューにもあったけど、
そう甘くないでしょ~と感じたりもしたけどね。
でも頑張っていれば、その内いいことあるさ!って思わせてくれました。
勇気、欲しいよね!
古本屋さんにあるといいね!2016/09/15
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前半はシングル女性3人の子育て奮闘記かと思っていたけれど、読み進めて行く内、子どもへの想いが伝わってきて、涙が止まらなかった。
大人なっても、出産してもかけがえのない友達ができたり、そこから付き合いが広がったりする。
自分もこれからまだまだ!な未来が輝きを放つよう、素直に一生懸命に生きないと駄目だと思わせてくれる本でした。 -
離婚に傷つき娘と暮らす寧、年下の恋人のいる万起子、娘が口を利かない美香。
夫を癌で亡くした崇子の料理屋には、今日もバツイチ女性が集まる。
結婚、出産、離婚、自立、人生の転機に必要なものを探りながら--
(アマゾンより引用)
好きだなぁ。
こういうタイプのお話 -
離婚に傷つき娘と暮らす寧、年下の恋人のいる
万起子、不登校の子を抱える美香。夫を癌で
亡くした崇子の料理屋には、今日もバツイチ
女性が集まり…。 -
シングルマザー4人の群像劇、オムニバス。
わたしとわたしの親友がお互い結婚して子供をもうけたらきっと寧と万起子のような関係だったんだろうなと思った。寧と万起子のふたりとは生い立ちも仕事も全然違うしそもそもわたしたちは結婚する予定も子供を作る予定もないけど、もし結婚して子供がいたらという自分たちのシミュレートに思えて、全然他人の人生を読んでいるような感じがしなかった。親友だからこその気安さ、親友だからこそ踏み込ませない領域。そのバランス感覚。
わたしはこの本の本当のヒロインは美香だと思った。彼女が明るく前に進めるようになったということに涙してしまったし、心の底からホッとした。
なんとなく最後の最後がちょっと百合で、女と女の関係の尊さが垣間見えてキュンときた。