機動戦士ガンダムUC (11) 不死鳥狩り (角川コミックス・エース 189-13)

著者 :
制作 : 矢立肇・富野由悠季  安彦 良和  カトキ ハジメ  虎哉 孝征 
  • KADOKAWA/角川書店
3.55
  • (5)
  • (18)
  • (11)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 137
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041039212

作品紹介・あらすじ

アニメ化された大ヒット小説『機動戦士ガンダムUC』の福井晴敏が放つ、画期的なオリジナル短編集!エピソードゼロとも言える《シナンジュ強奪事件》や、三号機《フェネクス》を巡る捕獲作戦等が描かれる!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『機動戦士ガンダムUC』のオマケ的外伝。

    ・「シナンジュ強奪事件」
    ・「不死鳥狩り」

    これはこれで面白かった。

    「不死鳥狩り」(後の「NT」)に関しては、本編をアニメしか観てなかったからちょっとネットで調べて自分なりに補完して楽しめた。

    ダグザさんの歯車の話も良かった。やはり格好いい。

  • 機動戦士ガンダムUCのアナザーストーリー、前日譚、そして本編の裏側で行われていた作戦のお話

    戦後の戦争
    本編の少し前、連邦という体制を動かすための心を殺し、歯車として生きて来た男たちが自分たちの罪を贖うために戦う話。ダグザさんがバナージにかけた「自分で自分を決められるたったひとつの部品だ。なくすなよ」という言葉はロッシオ大佐に言われた「君はすり減ってなんかいない」という言葉が胸に残っていたのかなと思う。ゲームとかでフロンタル大佐を全裸と呼んでいる理由がここにあるとは。あとブライトさんの成りすましには騙された。

    不死鳥狩り
    バナージ達がダカールの襲撃・トリントンの戦い・L1宙域の戦いとラプラスの箱をめぐって飛び回っている裏で行われていた。秘密作戦RX-0-3 の回収作戦 スタークジェガン1機で戦艦2隻を叩き落とすヨナは間違いなくニュータイプ。
    先にアニメ版を見てしまったからネオ・ジオングの登場はどうしても後付感が……
    NT-Dは多くの強化人間、ニュータイプ素養のある人たちの犠牲の上に成り立っているヤベーシステムであることがよくわかる。サイコフレームを使って世界を可能性の地平を見ることができるようになるには実際の人間でもいったいいつなるのだろうか。
    新作ガンダムNT(ナラティブ)がどうこの話を改変してくるのか楽しみ。

  • まあ、こんな感じ。
    ネオジオングの後付け説明らしいね。

  • ガンダムUCは10巻で終わってますが、11巻が出てる!ということで買った本です。買ってずいぶん経ちましたが、やっと読めた。(^_^;)
    内容はネオ・ジオンのシナンジュ強奪(実は譲渡)の話しと、ユニコーン3号機「フェネクス」の2本立て。
    でも何というか、、、読んでると面白いんですが、よく考えるとちょっと蛇足な感じ。全10巻で良かったかも。
    「フェネクス」の話しはニュータイプ全開。でももう「ニュータイプ」は限界かもしれませんね。これ以上やっちゃうとガンダムも超能力バトルになってしまいそうです。それってダンダム?

  • アニメ版に出てきたネオジオングが登場する外伝。個人的にはUC本編の通りフル・フロンタルはこれに載らなかったという設定にしてこれをアニメ化して欲しかった。
    プラモデル売りたいのかもしれないが、あのネオジオングの登場がOVAの7話をぶち壊したんだよなぁ。6話までは最高だったのに。

  • 小説本編の前後にあるエピソードを短編化したもの。宇宙世紀の予備知識なしでも読めると思う。あればあるで奥行きが増す。短編でも魅せることができるかと感心しつつ読み終えた。映像化して欲しいなー。と思わせる。いい話。

  • 夢物語だけど、組織に翻弄される人たちの物語。
    良くできてて面白いけど、ネオジオングは2体作ってあったの?

  • ユニコーン、バンシーの次にフェニックス。少々、短編で出すにはもったいないとは思うけど、パイロットが死んで意識のみで動くとかは燃料がなくなっている筈なので、どうかなという感がある。別の短編の本筋からはあぶれた裏話の方が面白く、作者らしい。

  • 本編として描かれた時間の前後でも、当たり前ですが登場人物たちは存在するわけで、こういう話が描かれると世界が広がりますね。
    ネオ・ジオングの処理はうまいですね。

  • 二転三転する理と情の社会派ミステリと、リリカルなSFスペクタクル。ガンダム世界を、ニュータイプを自在にエンターテイメントの中で描いてしまう作者に脱帽。OVA・ゲーム派生のメカに形を与える2作とも、過去の映像作品に小説で戦ったUCらしい気がする。

  • 前半がスタインの強奪。後半がフェネクスの捜索。

  • フェネクス、なかなかの活躍です。やはり相手できるのはサイコマシーンにならざるを得ませんね。

  • 久しぶりの新作
    福井晴敏の戦闘シーンの描写がすごい、文字だからこそいろいろと想像できる。今回のニュータイプへの覚醒は今までの描写とも違っていて、こんな能力なら欲しいと思う。

  • ソコソコ面白いが本編の最終決戦に出てきたネオ・ジオンクはナニモノ?

全16件中 1 - 16件を表示

著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福井晴敏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×