老いと収納 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 632
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046128

作品紹介・あらすじ

マンションの修繕に伴い、不要品の整理を決めた。乞われた物干しやラジカセ、重くなった掃除機。物のない暮らしには憧れる。でも「あったら便利」もやめられない。老いに向かう整理の日々を綴るエッセイ集!

感想・レビュー・書評

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  • 老いと収納というより、断捨離、イラナイ物のダイエット。

    家具類だけど、これは私は今捨てるものはなく、ようやく本箱などの追加で買うのが納まったところ。共通して悩むのは、衣服ですか、着るものが限られていて十分の一のワードローブで着回ししているような状態。この前買って着ていない白の皮ブルゾンは兄貴に貰ってもらったし。
    仕事着であった、スーツやワイシャツ、ネクタイ、ソックス類も最低限にしてほったし。カジュアルも太ってた時のサイズが大きいのもほぼ捨てました。
    あと衣類で残っているのは、カジュアルのソックス、ボクサー型の下着類、これも思い切って処分せんとあきまへん。

    一番悩むのは本。色んな機会に処分しだしているんですが、どうしても傍に置いておきたいのが本。それよりも読もうとして買った積読本。これも月に何冊かのペースで読みだして、ピークを過ぎて、現在120冊ぐらいで少しずつ減少状態。

    思い切って、春が来たら冬物は一度、きれいさっぱりお別れ会しますわ。

  • れんげ荘、パンとスープのシリーズがとても好きで積読がないと図書館でエッセイを手にすることが多い。今回は断捨離をテーマにされているものの、もしや片付けが苦手なのでは?勝手なイメージとしてはミニマリスト思考だと思っていました。定期的な持ち物の処理大事!

  • 群さんのエッセイ、ここ数年気難しさが増してしまったというか…問題提起にきこえてしまって前ほど笑えなくなってました。
    でも、この本は案外軽やかで読みやすかったです。
    きっちり始末に暮らしてらっしゃるのかと思いきや、モノが出てくる出てくる…
    作者の人間らしさが垣間見られました。

  • この著者のエッセイは若い時に大好きでよく読んでいたのだが、今回はなぜかあまりノレなかった。ようは断捨離の経過を綴った話なのだと思うが、行き着く先が見えないままだらだらと続くおしゃべりのような感じで途中まで読んでやめてしまった。
    多分、今の私にはテーマが合わなかったのだろう。

  • 2017.0521読了図書館

    群さんのエッセイ、やっぱり面白いわ。いろいろ整理したり捨てたりするけれど、なぜか物が減っていない。うんうん、あるある。
    洋服選びがよかった。そう、やっぱり他人が一緒に見てくれるというのは、客観的に見ることができていいよね。

  • どうやら人というものは、まだ現実に起きていないのに、自分で不安をつくりだしてしまうものらしい
    某総理大臣が国会で、税金は国民から吸い上げたものといったのが、国の本音なのだろう
    お金と言うものは、ありすぎて、もなさすぎても、人を不幸にするもののような気がしている

  • ものを減らすことの難しさと重要性を感じる

  • 断捨離についての話。正直あまり面白いとは思わなかった。

  • こちらは断捨離のエッセイで面白かった。著者の本は時折読んでいたけれど最近はまわりへの目線が厳しめに感じてしまい自分には合わずこれからは昔のを読もうと思う。

  • 歳を重ねると
    自分のライフスタイル、外見的特徴、身体や体力の変化等々、
    様々な理由で
    これまでずっと定番だと思っていたものが
    そうでなくなる場合があるのだなと気づかされた。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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