新八犬伝 承 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041047392

感想・レビュー・書評

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  • この巻は小文吾と毛野の登場、赤岩一角の化け猫奇譚など懐かしくもワクワクするストーリー展開にサクサク読めてしまった。TVの人形劇では信乃が流れ着いたのが琉球になっていたが本書では紀伊の国。確か放送は曲亭馬琴の別の戯曲の逸話を取り入れたと言っていたが、こちらはどうなんだろう?信乃だけでなく道節も自然に出てくるので原作はどうなってるのか気になる。

    1日で2冊読めちゃった。続きが早く読みたいけど、まだ届いてない。

著者プロフィール

1959年のNHK『ピエロが泣いた』でテレビのシナリオ作家としてデビュー。1971年、筒井康隆の『時をかける少女』を原作の少年ドラマシリーズ第一作『タイム・トラベラー』が好評を博す。その後、オリジナル続編を執筆し、自身で『続・時をかける少女』として小説化。ついで1973年、NHK人形劇『新八犬伝』のシナリオを担当、これが大ヒットとなる。1977年にはNHK時代ドラマ『鳴門秘帖』、1979年人形劇『プリンプリン物語』のシナリオを担当、『ラーマーヤナ』。SF的発想と独自の楽屋落ちに才腕を揮ったが、58歳で死去。

「2017年 『新八犬伝 結』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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