- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041059456
感想・レビュー・書評
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それぞれの職場、ビジネスの現場ではいろんなしきたりとかがあって、世間的に見れば、それはおかしいよね!ということはよくあることでしょう。
著者は、外資系企業で働く女子なのかもしれませんが、その分野のビジネスに興味がある人が読むと、楽しいのかも知れません。
ちょっと、今どきではない「業界あるあるに対して物申す」的な小説のように感じました。
興味のない分野が舞台になっている小説だったので、個人的に私が合わなかっただけなのかもしれません。
最後まで読まずにやめてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で手に取って。お手軽エンタメ小説?
著者の年齢が不明だけど、出版年が最近な割に「外資系企業に憧れ」とか「英語で仕事」とか、昭和な印象。
前職の女性社員は結婚のことしか考えてない、というのも、現代を舞台にしている(と理解した)のにそれはないのでは。日本企業では海外出張なんて行けない!とか、親世代の話か…?
と、白けて、途中まで読んだがもういいかも。
たまに、自分の仕事でも気をつけたいなと思う気付きはあった。
わたしには響かず。
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結局最後までさっと読んだけど、主人公とその友人たちも今時ありえない国内志向だし中学生みたいだし、終始違和感。友達と食事会したら喫煙所で悪口言われてるとかいう展開、大人がこんなレベル低いやりとり、ほんとにあるんかいな?
マイクと居る時に出くわす佐田くんと女の子の反応も、ないでしょ。佐田くんもこんな人いる?
こういうアホちゃう…?と突っ込みたくなる、テキトーでリアルじゃない、既存イメージのつぎはぎみたいな場面が多々あって、読み終わって腹立ってるし、私には全く合わなかったが、こういう本を気軽に手に取ってお試し読みできるのも図書館の良いところかな!
こんな文句言うなら最後まで読むなよそして感想書くなよ、と自分に思うが… -
英語を使う仕事に憧れている貴美子のお仕事物語。
映画のような華やかな仕事を夢見ていたけど現実は違い、、、とあるけど理想と現実が違うのはどの業界や職種にも当てはまると思う。
ヒステリックな上司が登場するモンゴリー生命は似たような経験を私もしたことがあって、最終的に精神がつぶれて働けなくなりました。
ダメな上司が多いのは日本の企業にもよくあることだし外資系の仕事に限定せずに考えたらまぁまぁリアルで共感できる読みやすい本でした。 -
使う言語が違っても、職場が違っても、大切なことはきっと一緒。それを忘れないようにしたい。
私もNICEな人でありたい。 -
外資系で働くことを夢見て、アメリカに語学留学し、外資系会社に派遣として働く女性の話。
外資系といっても、やることは日本企業で働くのとそんなに変わらないのかなと思った。
一緒に働く人も、日本人、もしくは日本語を話す外国人で外資系だから特別と思えるような話はあまりなかった。
主人子は華やかなキャリアを夢見て語学留学までしたけど、現実は結構地味な仕事が多いということか。
ある優秀な社員が一人やめたことで部内が大混乱になるという話は、むしろ日本企業っぽい気も。外資系なら、いつやめられても問題ないようにしているイメージ。
そういえば、自分がやめたら社内が混乱すると分かっていてやめるという人は、前の職場にもいたなと思い出した。前にいた会社での話だけど、送別会で「自分が一番必要とされる時に辞めようと思っていた」って普通に言ってたから、内心ビックリしたことがある(顔にはださないようにしたけど)。
そういえば、派遣社員って交通費は基本でないのか。知らなかった。 -
外資系会社に華やかなイメージなんてないけどなぁ。どっちかといえばすぐクビ切られたり、ヘッドハンティングのほうが強い。モンゴメリーに勤め出した貴美子の「日本はダメ」発言をちゃんと注意したトモはいい友人。それぞれの良さがあって悪いところがある。なんで貴美子は佐田くんを好きになったの?惚れる要素がどこにも無かったけど。恋愛対象になりそうな人だった、てだけで勘違いでしょ。
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外資のリアルを想像できそうと思えるほど、シビアな世界が描かれている。読みものとしても、非常に面白い。一気読みしてしまった。
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外資と言えどもここは日本。
外資といえども仕事の場。
へんなキラキラに憧れて入ってくるなんて言語道断!
英語が使える、それだけじゃあなんの意味もない!
そんな外資系の裏側を、ちらちらと。この人の文体、好き。