お嬢さん放浪記 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041066560

感想・レビュー・書評

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  • 「ベルリンうわの空」ドイツの生活、社会文化等をマンガとして描いたもの(こちらも面白い)内に紹介があり、手に取った。
    海外生活について情報も少なかったであろうこの時代に1人で渡航し逞しく突き進む姿は、今の時代を生きる私達にとってその時代以上に、鮮烈に映る。
    著者の行き方を決めた旅に寄り添い、共に知見を広められるそんな1冊。

  • これはいい本です。もっと早く読めばよかったし、特に女友達に勧めたい本。
    こんな旅をするには、私には行動力も知性も公平さも率直さも足りないけど、海外行きたくなりました。

  • ・「自分と、自分の生活の革新が何よりも一番に大切」かあ〜

    ・友達からもらった大量のカトラリーと電気ストーブを没収されたくなくて、免税官の「持ってますか?」っていう問いに「ノン」っていえばそれで済むんだけど、性格的にノンって言いたくないから、「ウィ」って言いつつも没収されない方法を考えたい、の部分はすごかった。そして実際に成功している。私なら絶対にヘラヘラしつつノンと言っている。

    ・「お城をもらった話」、びびる。

    ・解説の一文がすごく良くて、じーんとする。〈誠実と寛容の土台となるのは、フェアな精神と知性のきらめきだ。〉 はぁ………………

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著者プロフィール

1921-2017。評論家、エッセイスト、難民支援活動家。著書に、『聖書を旅する』(全10巻)、『お嬢さん放浪記』『こころの座標軸』など。難民支援活動の一環に〈犬養道子基金〉を創設した。

「2021年 『やさしい新約聖書物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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