神さまのいる書店 冬を越えて咲く花 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 139
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041073155

作品紹介・あらすじ

第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉受賞。感動の書店ファンタジー第2巻!
魂の宿る「まほろ本」を扱う、まほろば屋書店にやってきた新しい仲間。それは、“自傷"する本だった――。
まほろば屋書店でのアルバイトに夢中のヨミに、姉・エイコは「受験勉強、ちゃんとしてるんでしょうね?」と釘を刺す。そんなエイコに、ひょんなことから「まほろ本」の存在がバレてしまい――?

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読めてしまった。
    後半につれとんとん拍子で、アニメーション映画を見てるようだなと思った。
    エイコの話が良かった。

  • とっくにお付き合いしてるのかと思いきや人間三ヶ月と女子高生じゃこんな感じなんでしょうかね。豆太が相変わらず可愛いです。自傷する本…自分の存在を肯定できないのは人間も同じかなぁ。お姉さんの話は良かった。忘れられない本があるって素敵だ。

  • お姉ちゃんと、おばあちゃんの話しはほっこりした。
    そこからメイが打ち明けるところは唐突な感じ。
    無理やり収束させた感じで残念

  • 夏を経ての冬。少しずつまほろばの皆と過ごす時間が長くなる中で、メイとの出会いと成長。姉エイコの本との記憶と約束。ヨミとサクヤの優しさがハッピーエンドへ向かわせてくれる温かいストーリー。

  • sg

  • 生きている本の集まる書店の話、2巻。
    前巻では1人で本の世界に閉じこもりがちだったヨミが外の世界に向かっていく。不器用さは相変わらずだけど、真剣に本の修復をしているのを見ると、本好きなのがよく分かった。
    「大切だ」とか「ここにいて欲しい、いていいよ」とか言われるのは嬉しいよなぁ。と実感できる話だった。

  • 物語的に谷がなくて、なんか物足りない。アンハッピーエンドを望むわけじゃないけど、とんとん拍子に進み過ぎな感じがする。

  • 【あらすじ】
    「これは、多分、復讐なんです」魂の宿る“まほろ本”を扱う、まほろば屋書店にやってきた新しい仲間・メイ。彼女は、“自傷”する本だった。一方、まほろば屋書店でのアルバイトに夢中のヨミは、姉・エイコから「受験勉強、ちゃんとしてるんでしょうね?」と釘を刺されてしまう。さらに、ひょんなことから“まほろ本”の存在がバレてしまい―。2冊の本を巡るドラマが交錯する、感動の書店ファンタジー第2弾!

    【感想】

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著者プロフィール

1985年宮城県生まれ、東京農業大学卒業。大学図書館司書をしながら執筆活動を行い、2014年「神さまのいる書店 まほろばの夏」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞しデビュー。
著書は『後宮妖幻想奇譚 鳳凰の巫女は時を舞う』(双葉社)、『リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった』(SBクリエイティブ)、『食いしんぼう魔女の優しい時間』(光文社)など多数。

「2022年 『陰陽師学園 ~式神と因縁の交錯~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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