警視庁SM班I シークレット・ミッション (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 354
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041076507

作品紹介・あらすじ

警視庁捜査一課に新設された強行犯特殊捜査班。それは優秀だが組織に上手く馴染めない事情を持った刑事6人が集められた部署だった。彼らが最初に挑むのは女子大生の身体パーツが見つかった猟奇事件で――!

感想・レビュー・書評

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  • 富樫倫太郎『警視庁SM班 I シークレット・ミッション』角川文庫。

    『SRO』の姉妹シリーズの第1弾。

    今度はSMを趣味に持つ6人の刑事が……

    というのは嘘で、一癖も二癖もあるはみ出し者の6人の刑事が警視庁捜査一課に新設されたSecret Mission班のメンバーとなり、連続快楽殺人犯を追う。個性豊かな6人の刑事が時に衝突しながら、犯人を確実に追い詰めていくストーリーが非常に面白かった。5月には第2弾が刊行されるようで待ち遠しい。

    生きたまま若き美女の肉体のパーツを切り取り、それを売買することを生業にする鬼畜の如き犯人たちと、肉体のパーツを指定して買い取るド変態の顧客と、まさに世も末というような描写の連続。警視庁捜査一課に新設されたSM班の6人の刑事は犯人たちの凶行を止められるのか……

    本体価格880円
    ★★★★★

  • SROみたいってのが、一番の感想ですね。あっちじゃ進行形の捜査が出来ないから、捜査一課のシリーズをですか。そのうちクロスするんですかねぇ。

  • SM班2を借りようと思ってまだ読んでいないSM班1を読んだ。登場人物が面白いキャラクターなので引き続き2を読んでみたいと思った。但し私はあまりにも偶然が多かったり現実離れの力が作用するような展開は苦手なのでそれが出ないようにしてほしい。

  • Kindle unlimitedで。
    大好きなSTに似た雰囲気。多様性が大事ですよね。

  • シークレットではないよな。SROの小型版。はみ出しものの刑事たちの集まりだということだがそれほど突飛な感じはしない。

  • 05月-09。3.0点
    警視庁SM班、新作入手したため再読。
    読みやすい。クセのある登場人物ばかりだが、読ませる。

    犯人の異常性描写が上手い。

  • 警察内部の、能力はあるが性格に難があるはみだしもの達がチームを組み捜査にあたる。
    あらすじは面白そうだと感じたが正直期待外れ。能力があるとの触れ込みだが、目立ったのは佐藤くらいで、他の面々にはそんな印象を感じない。

  • 主人公達がキャラクターが面白く作品自体も中々面白く読ませていただきました。こういう形態は最近は多く目新しさは無いです。この作品はシリーズ物だそうで楽しみです。

  • ★2.5
    全体的に軽くてダメだった。

  • SRO似にてて面白かった。続けてツーへ。

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著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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