妹に婚約者を譲れと言われました 最強の竜に気に入られてまさかの王国乗っ取り? (カドカワBOOKS)
- KADOKAWA (2019年3月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041079942
作品紹介・あらすじ
「どうしてお姉さまなのですか?」
甘やかされて育った妹は可愛い顔で父に泣きついた。私の婚約者である王太子に恋をしたと。今までの努力は水の泡、彼に見捨てられ、婚約者を奪われた私は、代わりに“竜の花嫁”として伝説の破壊竜が
住む火山に身を投げた。死を覚悟したその瞬間――長い眠りから目覚め、人間の姿をとった竜・グリードに拾われて?
「この国は、俺のものにすると決めた」人生大逆転! 婚約者は譲ります。代わりに最強の竜と国ごと乗っ取りますね!?
感想・レビュー・書評
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作者の他の作品が好きなので読んでみました。妹のわがままで婚約を破棄され竜の花嫁、生贄になったエリアナとエリアナを助けたい竜のグリード。手に入れた国のために交渉に赴いたエリアナを愚弄する王に怒り国を乗っ取るグリード。グリードとスレンヴェールの戦いがたったあれだけで終わったことが不満。もう少し盛り上がるかと思ったのに。本格的なのは次巻なのかな。エリアナの親と妹ルーナ性格悪すぎ。ルーナだけを可愛がったのにはなにかわけがあるのか?
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何も悪いことをしていない、むしろ今まで期待に応えようと努力を惜しまなかったエリアナ。そんなエリアナが、どうしてこんな目に。と悲しくなった。竜なんかより人の方が怖い。と思ってしまった。
グリードやジルと一緒にいるエリアナは、今までよりずっと楽しそうなのは嬉しくなる。「自分が役に立っていない」と思い込んでしまうところはあるけれど、周りから大切に思われているのを、いつかちゃんと理解して欲しい。と願わずにはいられなかった。