メタモルフォーゼの縁側(3) (単行本コミックス)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 980
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041082249

作品紹介・あらすじ

相手を気づかうからこそ、優しさに悩むこともある。そのひとことが背中を押してくれることもある。年の差58歳のBLともだちは、少しずつ変わりはじめる。

感想・レビュー・書評

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  • #漫画 #コミック #おすすめ本 #読書 #メタモルフォーゼの縁側
    遂に!遂に二人が出店する側に!はぁー、何でも果敢に挑戦する雪さんが可愛い。

  • 老婆のメタモルフォーゼ回でした
    冬コミの誘いを無かったことにした女オタクが、再び声かけるまでを描いた巻です

    作中の商業BLがもつれるのに並行して、女オタクと老婆に距離があきます
    縁を無かったことにするなと寄りを戻す商業BLを読んで号泣した女オタクは、老婆に冬コミに誘い直しました
    商業BLの展開は、女オタクと幼馴染の恋愛の比喩かと思っていたので、老婆との関係性を描いていたのはまさかでした

    老婆夫婦に融資してもらっていた老人が出てきて、未亡人の過去も少し掘り下げられます
    旦那たちが盛り上がってる横で冷めている老婆を描いたのち、部屋に明かりを灯してストーブを炊いて、花壇に苗を植えるという暖かさの描写を連続で入れていきます
    そして冬コミの誘いを食い気味に承諾するカットに、苗を差し込んで芽吹きを演出する表現は素晴らしかったです

    サークル申し込みのUIと縁側のカットバックからの冬コミ申し込みに、メタモルフォーゼを感じました

    垢抜けない女オタクと、書道教室や融資相手の壮年男性たちから一目置かれる老婆の対比も良かったです
    市野井さんが男たちを虜にしているので、魅力ある女性なのが伝わってきました

    断捨離されていく縁側に寒気を感じたり、進路に教職を取ったり、刺激を受けていく女オタクもよかったです

  • 映画を観て、
    原作はもっと違うでしょー?と
    予想して手にとりましたが、
    読んでわかった。
    映画、すごく原作を大事に作ってあった。

    じゃ、かっこいいタイトル
    メタモルフォーゼの縁側って
    どこに出てきてるの? と、謎が残ってます。

  • 【あらすじ】
    相手を気づかうからこそ、優しさに悩むこともある。そのひとことが背中を押してくれることもある。年の差58歳のBLともだちは、少しずつ変わりはじめる。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 高校生と70代のBL友だち。
    お互いを思いやりつつ、ゆるやかに続くふたりの友情。
    今巻ではそれぞれの「これから」につながる描写の
    対比が印象的でした。卒業後の進路を考えるうらら、
    身の周りの物の「断捨離」に取りかかる市野井さん。
    同じ「これから」だけど、間近に迫っているものは
    あまりにも違っていて…。
    次巻、大きな挑戦に踏み出そうとしているふたり。
    それまでの日々が、その挑戦が、ふたりにとって
    この上なく楽しいものになりますように。

  • 新しい道の方へ徐々に向かっている感じ。ゆっくりと物語が進んでいく感じが心地よいです。

  • さいっこう‼️‼️‼️

  • とにかく読んでてほんわかする
    たまにキュってする、冬コミのとことか

  • 1巻を図書館で借りて読んで気に入って、図書館には続きがないようだったので5巻で完結ならとまとめ買い。高2次女の定期試験が終わったところで解禁。娘はあっというまに最後まで読み終えたらしけれど、わたしはゆっくり追いかける。

    「好きな作品』では意気投合する高校生のうららと75歳の雪さんだけれど、世代のギャップからくる遠慮やわからなさ、ためらいはどうしてもついてまわってしまう。マイペースもだんだんゆっくりになって人生のしまい方を模索する雪さんと、これから進路を決めてどんどん進んでいかなければならないうらら、たまの交流がおたがいによき刺激となるのだといいなあと祈る気持ちで読んでいる。作中作の二人の関係にもどきどき。

  • ①~⑤巻まで一気読み。

    詳しい感想は⑤巻で。

    ③巻目はBL本で頑張れる市野井さん。
    市野井さんの影響で
    『いろんな事やっていいのかな?』と思い始めてるうらら。 市野井さんを冬コミに誘うものの
    市野井さんの体力を気づかい約束をキャンセル、
    しかしキャンセルして良かったのか?と思い落ち込むが
    少しづつ絵を描き始める。
    市野井さんの断捨離で思うことがあるうらら…
    そして『売る側』として同人誌即売会へ…。

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著者プロフィール

1982年富山県生まれ。2007年に「おおきな台所」でデビューし同作品で第52回ちばてつや賞準大賞を獲得。「メタモルフォーゼの縁側」が初めての単行本作品。

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