継母の連れ子が元カノだった3 幼馴染みはやめておけ (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 316
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041082645

作品紹介・あらすじ

いさなの告白叶わずも、すんなりと親友同士に戻った水斗といさな。
相変わらず近い二人の距離感に、心がざわつく結女だったが――そんな彼ら以上に、理解できない二人がいた。
南暁月と川波小暮である。幼馴染み同士なのに、顔を見る度にいがみ合い……。
暁月たちの仲直りを望む結女、そして二人の過去を察した水斗は、いさなを巻き込んで一役買うことに!?
きたる勉強合宿。かくして暁月と川波は、黒歴史《おもいで》に向き合うことになる。
あの頃のあだ名で呼び合い、恋人ごっこをさせられて。
それはただの“罰ゲーム”なのに、どうしてもお互いを意識してしまうこの二人も――元恋人同士なのである!!

感想・レビュー・書評

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  • 暁と小暮の名前の由来がわかった。似ているけど反対な人間ってことだと思う。
    アニメで合宿が全カットなの悲しかった。

  • 水斗と結女の日常にグイグイくるいさな。水斗に振られて友人になったから何をしても良いと思っているところが持ち味で、彼女が登場するだけで場面が大きく動きますね。さて今回は幼なじみでかつて恋人同士だった小暮と暁月に焦点を当てた物語。小暮が恋愛ROM專になった理由と、暁月が何を考えているのかが深く掘り下げられます。水斗と結女、小暮と暁月のお互いへの複雑な想いが絶妙に描かれており、このままの距離感で行くか復縁するか、どちらの展開も可能ですが、ぜひハッピーエンディングを迎えさせて欲しいところ。次巻も楽しみです。

  • 元幼馴染二人がメインの話

    出るわ出るわ黒歴史の数々、元カップルに引けを取らないドン引きっぷり
    もうこの二人でスピンオフ作品ができてしまうのでは?

    付き合っていた頃のエピソードを、
    知りたいような知りたくないような、、、

    メインの二人はあまり登場しないものの、
    裏では割と結構な頻度でイチャイチャしている!?
    そんな描写も散りばめられていました

    またどこかで元幼馴染のその後が読みたい♪( ´▽`)

  • 今回は川波と地雷女:暁月の復縁物語でした。
    定番となっている水斗の黒歴史もさながら暁月の黒歴史も相当なものでした笑。
    幼馴染みって言うだけで相手の心情が汲み取れるそんなチートキャラ、無敵過ぎな笑
    それと、キャラの個性が強かった分、内容の起伏があまり感じられなかったのが物足りない。けれど、後味は良かった。あと、いさなしか勝たん

  • 手を付けている本格ミステリーの進捗が思わしくないので、新刊が出る予定のライトノベルの読み直しに浮気する。
    この巻(の後半)から、明確に作品の書き方が変わり、面倒くさいものが如何に面倒くさいかを提示して、その面倒くささを深めるスタイルになった。
    馴染みのキャラクターでやっているうちは、これはこれで良いのだけれども、連載漫画のように話がとっ散らかるとついて行くのが大変になる気がする。

  • 今回のメインは、元幼馴染組の話でした。

    この本の作者は、義理の妹との恋とか幼馴染の恋とかいう現実味が薄い内容を、現実味を持たせて描くのがとても上手だなという風に毎回思わされます。

    傍から見たら、こんな恋愛する幼馴染なんかいないだろうと思う人も多いかもしれません。
    ですが、私はとても感情移入してしまいました。
    それは、関係が崩壊する前後の描写がリアルだったからかもしれないし、書き方が上手かったからかもしれません。
    この二人の不器用さが私の心にはとても突き刺さりました。

  • 川波小暮&南暁月回。今回はサイドストーリー的な話だったけど、普通に面白かった。暁月も大概愛が重い笑 正直、この巻は結女と水斗の絡みがだいぶ薄くて、本作本来の楽しさは薄れてる部分もあったけど、川波と暁月の過去(黒歴史)を本人達が語り始めてからは、かなり面白かった。というか、漏れなく黒歴史持ってんなこいつら…ただ、キャラクターに掘り下げるべき過去があるからこそ、彼ら彼女らの魅力が前面に出てると思う。今巻もテンポの良いラブコメで、満足しました!あといさなが可愛い。

  • まだ覚えてるよ、 好きだったこと。元恋人たちが大いに悶える勉強合宿編!

    いさなの告白叶わずも、すんなりと親友同士に戻った水斗といさな。
    相変わらず近い二人の距離感に、心がざわつく結女だったが――そんな彼ら以上に、理解できない二人がいた。
    南暁月と川波小暮である。幼馴染み同士なのに、顔を見る度にいがみ合い……。
    暁月たちの仲直りを望む結女、そして二人の過去を察した水斗は、いさなを巻き込んで一役買うことに!?
    きたる勉強合宿。かくして暁月と川波は、黒歴史《おもいで》に向き合うことになる。
    あの頃のあだ名で呼び合い、恋人ごっこをさせられて。
    それはただの“罰ゲーム”なのに、どうしてもお互いを意識してしまうこの二人も――元恋人同士なのである!!

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著者プロフィール

京都府生まれ。集英社ライトノベル新人賞優秀賞を受賞し、2015年『ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件』(ダッシュエックス文庫)でデビュー。ほか、カクヨムWeb小説コンテストラブコメ部門大賞を受賞し刊行された『継母の連れ子が元カノだった』(角川スニーカー文庫)、『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?』(MF文庫J)などの著作がある。

「2021年 『僕が答える君の謎解き 2 その肩を抱く覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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