劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041085561

作品紹介・あらすじ

高校2年の守がずっと想いをよせる綾が、大人の都合で東京に引っ越してしまう!? そこで4人の仲間も加わって、綾の誕生日まで、バースデーキャンプを決行することに。ところが事件に巻きこまれ、廃工場に立て籠もって戦争することになってしまった。痛快な作戦で全国注目のニュースに発展するも、ネットに秘密を暴かれて……。窮地に追い込まれたぼくらが起こした奇跡とは。アニメ映画「ぼくらの7日間戦争」ノベライズ書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • クラスに馴染めずにいることに諦念を持っている主人公の守が、長く片想い中の綾が大人の都合で引っ越すことを知り、綾とクラスメイトの何人かが仲間に加わり、せめて綾の誕生日まではとキャンプ決行。
    事件に巻き込まれて、廃工場に立て籠もり、大人たちを相手に徹底抗戦。その後ネットでそれぞれが秘めていた秘密を暴かれて皆の気持ちがバラバラになって追い詰められるが、そこから巻き返しが叶うところは結構爽快。
    個人的には、大人に対する反抗心が強かった学生のときに読んだらきっと素直にすごく楽しめたのかなという印象。
    今読むと、子どもたちの勝手な行動は苦い気持ちになる部分もあるし、大人は大人での事情があるのも分かるし、、と複雑な心境。とはいえ、大人になっても、こういう真っ直ぐな気持ちっていうのは失くさずにいたいなと思う。

  •  高校2年の守がずっと想いをよせる綾が、大人の都合で東京に引っ越してしまう!?そこで4人の仲間も加わって、綾の誕生日まで、バースデーキャンプを決行することに。ところが事件に巻きこまれ、廃工場に立て籠もって戦争することになってしまった。痛快な作戦で全国注目のニュースに発展するも、ネットに秘密を暴かれて、、。窮地に追い込まれたぼくらが起こした奇跡とは。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。1937年~45年まで愛知県で暮らす。日本大学芸術学部卒業。シナリオ製作、編集者などを経て、1979年作家デビュー。85年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』は映画化され、中高生を中心に圧倒的な人気を呼ぶ。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズ、「2A」シリーズ、「東京キャッツタウン」シリーズ(角川つばさ文庫)など多数。

「2023年 『ぼくらのオンライン戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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