- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041087848
感想・レビュー・書評
-
この本読んでインスパイアされて、仕事関係でいくつかのリストを作ってみた。なんか効率が上がったような気がする。
ブレインダンプに興味津々。関連書籍をいくつかポチった。
長い文章書く時も、リスト形式で短文をいくつも書いて組み合わせるという方法なら、書きやすいかなと思った。仕事で報告書や、放送大学の論文書く時にやってみよう。
てことで、この感想も箇条書きで書いてみました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リストをもう少し活用してみたいと思って読んだ。
意外にも「自分が好きなものに確信を持つのはその瞬間」というフレーズが響く。確かに、漠然と好きなものを思い出そうと思っても出てこないんだよなぁ。 -
iPhoneでたての頃の、ライフハックブロガーの文体とか思想とか大好きな私にとっては、本書は良書だった。堀さんはその潮流の中心にいらした方と認識している。
ノートをどう書き、どう思考するかがまとまってる。「夢かなえよう系ノート術 女著者」みたいな押し付けがましさはないので、老若男女問わずに読めるのが素晴らしい。ノートや手帳について語る本で、そういう思想的にフラットな本は少なくなってきたので、その意味でも貴重な一冊。
引用の多い本は比較的良書であることが多いが、この本もそう。さまざまな映画や小説、洋書の中にある「ノートやリストのエピソード」も引用してくるあたり、著者の教養深さを感じさせられる。(読み手にとっては嫌味と捉える人も居そうだけど、私は好きだった)
●なんでもリストにしていい、遊び心のあるリストを作ってもいい
→「なぜロサンゼルスが好きか」「なぜロサンゼルスが嫌いか」「今週私が子供に叫んでしまった5つのこと」のようなユーモアいるリストを作っていい。
★これはあまり自分がやってこなかったことだけど、書くハードルを下げるのにいいトレーニングにもなりそうだし、自分を知るのに良い問いを立てる練習にもなりそう。
●ブログや本も結局箇条書きの集合体
→事前情報などから、あらかじめ箇条書きで目次立てておく。すると、書く前から情報がどのような流れで書き出され、どんな印象を与えるか予測できる。結果的に、記事を素早く、イメージ通りで作成できることにつながる。
●一人の人間の中に複数の個性を認める「分人思想」by平野啓一郎
→固定の「私」という人格が存在するのではなく、仕事と向き合う時の自分、家族と向き合う時の自分、知らない人と向き合う時の自分…というように、「私」なるものは複数の「分人」のパッチワークであるとする考え方のこと
→「分人」同士で考え方に矛盾が生じる(仕事したい自分vs家庭を大事にしたい自分)なので結局はバランスである。自己内の分人の矛盾を可視化しておくことに価値がある
★セルフマップは作成してみたいし、やってみてよかったら、みんなに紹介してみて一緒にやってみたいと思った!
★平野啓一郎も読んでみたい! -
リストの書き方自体は基本的な感じかな。とにかくなんでも書き出すことが大事!
-
ブログ「Lifehacking.jp」主宰の著者によるリストの効用と活用法について書かれた本。
リストと一口に言っても、買い物リストから人生の目標リストまで幅広くあるが、いずれも俯瞰して見ることができると言うのが大きなポイントであると言える。
本書でもさまざまなリストの種類や作り方、タスク管理の手法であるGTDについて言及しているが、著者の過去作品に比べるとどこか物足りない感じがする。
これまでにリストを作ったことがない、リスト作りが得意でないという人には一読の価値はあると思う。個人的には長年GTDの手法を使ってきたせいか、あまり目新しさを感じなかった。 -
ちょっとマニア向け
-
リスト化の解説と、リスト化するための有力なアプリの紹介、バレットジャーナルの紹介。アプリは知らなかったので、いくつか試してみたい。
-
感覚的には、頭の中をすべて書き出すGTDからもう一歩進んで、リストの中で生きていくための方法が書いてある。特に仕事と限定されているわけではなく、自分を深く理解するためにどのようにリストを活用すればいいか、道標のようなものだ。
どうしてもリストと言うとTODOリストを思い浮かべてしまうが、ただぼんやりとしたものを書くリストっていうのも必要だろうなと思っていたところにこの本がきて、腑に落ちた。
ブレインダンプ、バケツリスト、パーソナルクレド、といった、心を深く読み込んでいくためにも、文章で書くよりリストで書き出したほうがスッキリできそう。
落ち着いたら、ブレインダンプやってみるかな(という項目もバケツリストに加えるべきかw) -
●漠然と考えてることについて、頭の外に出して対峙しよう、不安なことも、夢もはっきりするよ
●箇条書きでいいよ、それが何についてなのかをはっきりさせよう
という主旨。
気になることをすべて書き出してみるGTDや、アウトライン、Evernoteの方法も豊富。
ここから個人的な◎ポイント↓
●仏教の十二縁起や、キリスト教の問答、万葉集もリストで表現されている
→この視点面白い。たしかにそう。わかりやすさにリストは有効
●各章トビラの、昔の人のリストが楽しい
ex) 歌手マドンナの私的なやることリスト、結婚前に読むべき本のリストなど
●ウンベルト=エコのキュレーションした、リストについての展覧会
→どんな展覧会だったか調べること
-
リストの概念、ブレインダンプを伝えることが、本書のメインテーマだと感じた。
効果的な方法がバシバシ書いているわけではなかった。