スーパーカブ6 (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA
3.69
  • (8)
  • (12)
  • (7)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 122
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041089194

作品紹介・あらすじ

高校生最後の日、卒業式。小熊、礼子、椎の3人は窮屈な式典の終わりを合図に、ポケットからカブのキーを取り出した。
 高校生から大人になるまでの、短い猶予。それを目いっぱい使って、自分たちがこれから暮らす街・東京を知るために3人はバイクを走らせる。有料の駐輪場、密度の高い建物群、夜になっても明るい道。東京の街は刺激的でなにもかもに圧倒されそう。
「道は走りながら決めればいい。だってそのほうが面白いから」
 自分たちが見つけた、それぞれの未来。その分岐点はきっとすぐそこ。分かれ道までほんのひと時を、カブとカブで繋がる誰より近い2人の友達と走る、小熊の卒業旅行。

★アニメ化企画進行中!★
監督:藤井俊郎
シリーズ構成・脚本:根元歳三
キャラクターデザイン:今西 亨
アニメーション制作:スタジオKAI

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2019年12月角川スニーカー文庫刊。シリーズ6作目。カブ3台で旅にでた小熊達。前回の入院、今回のツーリングとただの女の子達のありふれたバイクストーリーになってるような気がします。

  • 三人娘の卒業旅行。行き当たりばったりながらもカブとともに旅をするさまは楽しそうでした。最後にちょっぴりさみしさもあって、青春だなぁと思いました。三人の旅はこれからも続くのでしょうね。

  • 卒業、東京への旅、別れ。
    しみじみ巻であった。

  • なっつかしぃ~!40年前にRZ350で走った“緑山サーキット”が登場するとは思わなかった。今じゃ廃道になってるのかぁ。ちょうどTBS緑山スタジオができた頃だもん、変わっちまってて当然だけど。三人の娘たちが選んだ卒業旅行ツーリングの地が東京ってのに首を傾げたけど、こんな懐古ができただけで満足だ。とりあえず小熊の高校編は終わった。さすがにこの物語も完結かと思いきや、どうやらまだ続いているようだ。俺としちゃあ、こののちは主役を礼子にシフトして欲しいけど、そうもいかぬらしい。こうなりゃ、引き続き小熊の人生ツーリングに付き合うっきゃない。現実にはまずいなさそうで、やっぱ間違いなくいないタイプの娘だ。

  • 何で東京やねん。
    こんなんツーリングちゃうわ。

  • ついに高校卒業。
    高校卒業って、進学やら就職やらで初めての街に住み替える時期になることも多い、転機。小熊、礼子、椎もそれぞれに転機を迎えることになる。一緒に過ごした濃密な時間が終わり、別れて別の道を行くことになる三人のシーンは、少しの感傷が三人らしい。手を振って別れるわけじゃない。それが彼ららしくてよかった。
    どうせまた一緒に走ることになる。今生の別れではない。そんなことはわかってる。でも、間違いなく「別離」である。「別離」三人らしく迎えられたことは彼らにとって大きな意味を持つのではないかと思った。

  • ちょうど人生に躓いている今。
    なにもかもやる気がでなかったのですが。
    本作が気持ちを立ち上がらせてくれました。
    「やはり自分にはカブなんだ」と。
    そして、旅に出たいと。
    本作の登場人物たちもそれぞれ新たな道に旅立ちます。
    とても共感されました。
    アニメ化も決まり、今後の展開が楽しみですね。
    さくっと2日で読み終えました。
    読みやすいですね(^0^)

  • とりあえず完結。

    出来は?だけど、お伽噺に多くを期待するのもどうか、というところかな。

    いかにもなアニメ化企画、「南鎌倉」みたいなヘニメにならなきゃいいんだけど…
    (勝利の鍵は、礼子をどこまで暴れさせられるか、かな)

  • こうやって終わったんですね。いつもカブと一緒。これからも一緒にいてください。

全15件中 1 - 10件を表示

トネ・コーケンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×