- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041090213
作品紹介・あらすじ
大学1年の美綾は、小犬の姿をした八百万の神(モノクロ)との共同生活にも慣れつつあった。夏休みに訪れた祖母の家で、氷川神社の娘・弓月と知り合い、夜の神社に誘われる。境内の暗闇に蛇神の姿を見た美綾は、弓月の友人・飛葉からなぜか監視されるようになる。モノクロがそばにいることによって生まれた超常の気配を、美綾から感じた飛葉は彼女こそ能力者だと勘違いしてしまったのだ。仲間になろうと付きまとう飛葉。そしてついに、モノクロが誘拐される事態に! 人と神様(犬)の境界を越えた超ファンタジーノベル!
感想・レビュー・書評
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面白かった。1巻はなんかしょーもない恋愛事情と勘違いでガッカリ感のあるテーマだったが、2巻は良い。異能力を持つ人々が出てきて、ヴィラン(というか、めんどくさい男)ヒバシュウ登場。ストーカーをし、剰えパピヨン神をキッドナップするという暴挙に出る。が、所詮素人仕事でなんともいえないお粗末な顛末。すべてが女子大生一人暮らしのちょっとした冒険から抜けない、妙な日常平凡感がなんともミスマッチで面白い。とても優しいストーリー
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えっ。
第一曲の感じから、急にストーリーが深く入り組みだして、面白くなってきたんですけどー!(笑)
(第一曲で止めなくて良かった)
美綾がモノクロの存在を受け入れた上での第二曲なのが、スムーズなのかもしれない。なるほど。
大宮にある祖母の家に、帰省?(というのも変だが)するのだけど。
美綾にとって「絵を描くこと」の意味が、今後どんな風に変わってくるのかも、楽しみです。
そして、この第二曲では、こういったストーリーには欠かせない、秘密を暴く者が現れるわけで。
まあ、ちょっと距離の縮め方が唐突だったり、いきなり荒ぶる所は前回と変わらず、ドキッとするけどね……いやマジで急に荒ぶる。
とにかく、ここまで来たら、続き気になる!
そんなわけで第三曲へ進む。 -
夏休みに入り大宮の祖母の家を訪ねることにした美綾とモノクロ(神)。
大宮で美綾は門宮弓月というシャーマンに出会い、そして面倒事に巻き込まれる。
美綾の友達の愛里ちゃんがすごくよいコでじーんとした。
飛葉は普通にキモくてヘイトが高まった。 -
日本の民俗史的要素が前巻より強まってて、面白くなっていました。
門客人神社やアラハバキなと興味深い話でした。
初登場の弓月に飛葉
存在感増してきた愛里や川森
キャラもしっかりしてきて
これからの展開が楽しみ!
それにしても飛葉は独りよがりで暴走タイプで
不快でしかなかった。。 -
一巻からだいぶ空いてしまったので記憶を手繰り寄せつつ読破。
一巻より話が展開していて良い感じ。 -
斜め上以上にヤバいやつ。
相当にヤバいやつでてきた。
獣医の先生の仄めかしが気になる!
2023.3.26
50
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面白くなりそうで面白くならないのが歯痒い。続編ありきの布石なのかもしれないが、気持ち悪い残し方。ただただ人間と宗教への気味悪さ強めただけなところもある。
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八百万の神、神様は勝手に人間が祀りたてているもので、神の側には目の端にも入っていない、というのはなんだかかんがえさせられる。
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神さまのすることは凡人にはよくわかりません。
しかし彼の意見には考えさせるものがあります。
モノトーン男子の方が馴染める気がします。
誘拐されたワンコが無事に戻ってホッとしました。
第三曲は??
著者プロフィール
荻原規子の作品






コメントありがとうございます
荻原本大好きなので、期待値高くなりがちです。
2巻でなんとか盛り返していますが、、...
コメントありがとうございます
荻原本大好きなので、期待値高くなりがちです。
2巻でなんとか盛り返していますが、、
かなり推し贔屓で甘めの採点になりがちなので
ガッカリされてなければ良いのですが、、、