エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 139
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041090213

作品紹介・あらすじ

大学1年の美綾は、小犬の姿をした八百万の神(モノクロ)との共同生活にも慣れつつあった。夏休みに訪れた祖母の家で、氷川神社の娘・弓月と知り合い、夜の神社に誘われる。境内の暗闇に蛇神の姿を見た美綾は、弓月の友人・飛葉からなぜか監視されるようになる。モノクロがそばにいることによって生まれた超常の気配を、美綾から感じた飛葉は彼女こそ能力者だと勘違いしてしまったのだ。仲間になろうと付きまとう飛葉。そしてついに、モノクロが誘拐される事態に! 人と神様(犬)の境界を越えた超ファンタジーノベル!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。1巻はなんかしょーもない恋愛事情と勘違いでガッカリ感のあるテーマだったが、2巻は良い。異能力を持つ人々が出てきて、ヴィラン(というか、めんどくさい男)ヒバシュウ登場。ストーカーをし、剰えパピヨン神をキッドナップするという暴挙に出る。が、所詮素人仕事でなんともいえないお粗末な顛末。すべてが女子大生一人暮らしのちょっとした冒険から抜けない、妙な日常平凡感がなんともミスマッチで面白い。とても優しいストーリー

  • えっ。
    第一曲の感じから、急にストーリーが深く入り組みだして、面白くなってきたんですけどー!(笑)
    (第一曲で止めなくて良かった)

    美綾がモノクロの存在を受け入れた上での第二曲なのが、スムーズなのかもしれない。なるほど。
    大宮にある祖母の家に、帰省?(というのも変だが)するのだけど。
    美綾にとって「絵を描くこと」の意味が、今後どんな風に変わってくるのかも、楽しみです。

    そして、この第二曲では、こういったストーリーには欠かせない、秘密を暴く者が現れるわけで。
    まあ、ちょっと距離の縮め方が唐突だったり、いきなり荒ぶる所は前回と変わらず、ドキッとするけどね……いやマジで急に荒ぶる。

    とにかく、ここまで来たら、続き気になる!
    そんなわけで第三曲へ進む。

  • 八百万の神、神様は勝手に人間が祀りたてているもので、神の側には目の端にも入っていない、というのはなんだかかんがえさせられる。

  • 神さまのすることは凡人にはよくわかりません。
    しかし彼の意見には考えさせるものがあります。
    モノトーン男子の方が馴染める気がします。
    誘拐されたワンコが無事に戻ってホッとしました。

    第三曲は??

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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