異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.80
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本棚登録 : 169
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041091753

作品紹介・あらすじ

神様によって、救世主のひとりとして異世界の国・オセルに喚ばれてしまったOLのツキナ。
冒険も戦いも、物語の中でならいいけれど現実では荷が重すぎる……世界を救うのは他の若い救世主達にお任せして、私はブックカフェでも開いて本の虫らしく趣味に生きます! 
正体を隠し、森の奥で静かに暮らそうとするけれど、客として訪れた騎士団長・イルとの出会いで波乱が!?
堅実&安定がモットーの異世界ライフ、始まります!?

感想・レビュー・書評

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  • 救世主としてではなく、異世界でのんびりブックカフェを経営しているというゆったりな内容。チート過ぎるチートをもぎ取っているので趣味に生きているだけなんだけど、真面目なアラサーなので完全に役目を放棄する事もできずに肝心な所は抑えてるため、嫌な感じも無く、のんびりめの恋を応援できます。

  • 神との交渉時の遣り取りのテンポや交渉内容がツボった。
    もう一人の救世主との対比が爽快。

  •  読了。
     イルとツキナ両サイドからの視点がいい。本来ならそこも想像するのが楽しいんだろうけど。
    (220518)

  • イ、イルーーーッッ!!
    と思ってページ捲ったらボスのイラストがでっかいチワワみたいなデザインで笑っちゃった。

    多分戦闘とか魔法とかアクション要素が入るシーンの描写は文量がかなり少なかったので苦手なんだろうなぁ。
    大魔法発動からの自宅転移まで数ページで終わったことからそんな雰囲気を感じる。

    とはいえその部分はある意味本筋のオマケみたいな部分でメインは恋物語なのでそこまで気にならない。

    引きこもりたい割にはあっさり上級魔法使っちゃう世間知らずな感じは気になったが、そもそも引きこもりなんだから世間知らずは当然だった。

  • コミカライズを読んで関心を持ったので原作を。
    個人的には穏やかで好きな感じ。世界的には危険なこととかも起きてるんだけど、本人にはほとんど影響ないというか他人事のような出来事で、自分の勝手に気ままな生活を送るという。
    異世界に転移させられるにあたって、叶える願いが現実的で、かつ畳みかけるように要求したのも楽しかった。
    気ままに生活する中で一人のお客さんがきて、常連になり友人になり、親友のようになり恋人になり....というある種王道的な流れだけど、その進展の進み方がまたマイペースな二人らしくてほっこりした。
    ヒロイン視点とヒーロー視点が交互に進んでいくのも面白かった。

  • 私は割と好きかなー。チートすぎるのはアレだけど、そのチート使って何をするわけでもなく本を読むのが目的というのが羨ましいw
    ただ、ちょっと淡々と進みすぎているような気がするので、小説としてはもったいないなーという感じ。原作なんだな、と思った。2巻以降で改善されているといいのだが。(まだ読んでません)

  • コミックだと2巻までが書籍版の範囲です。
    書籍版2巻は2021/05/01発売。

  • 異世界に無理矢理連れていかれることになったツキナ。救世主になんかなりたくない。趣味に没頭して静かに暮らしたい。という希望を神様と交渉して、見事に叶えているのが見ていて楽しい。イルと出会ってからも、好きなことはぶれずに楽しんでいるのが伝わってきて、こっちまで楽しくなる。無自覚に規格外の魔法を使っているツキナだけど、今後もスタンスは変わらなそう。イルと2人で静かに暮らしていくんだろうな。と想像して、幸せな気持ちになれた。

  • 「静かに暮らしているだけで構わない」と神様に言われて"救世主"であることを隠して
    趣味と元の世界での夢であったブックカフェを営むツキナ
    平和な国でまったり暮らしていくはずが………
    主人公が大人の女性なので安定した物語
    そして安定の展開
    異世界、救世主云々よりツキナと騎士団長の恋愛を見守る感じ?
    個人的にはイラストのイルがちょっと………(スイマセン)

  • もう一人の救世主が我儘な若い子なら、ひっそりとブックカフェを営む30代ヒロインは落ち着いた救世主か。そんな彼女は救世主とはバレないよう極力人との接触のない(いろいろとそのあたりチートで買い物も必要なし)生活を数カ月。そこへ馬の運動も兼ねて来たのが騎士団長ヒーロー。脳筋ではなく読書好きな騎士団長(笑)両親からも本と結婚すると言い出すのでは?と思われてたぐらいの本の虫。お互い本好きなので、かゆいところに手が届く、友人関係を続けていたものの、、、そりゃ気が合うから気持ちも入るよね~両親との対面話もよかったよ。

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