君がオーロラを見る夜に (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 172
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041091807

作品紹介・あらすじ

市橋悠希は、いつかオーロラをみたいと願うも、その気持ちは報われず。そんな彼の前に現れた空野碧は、悠希の手を引っ張り、オーロラを探す旅へ出る。そこに待っていたのは、キラキラと輝く奇跡だった。

感想・レビュー・書評

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  • 少しだけオーロラに興味があって、表紙とタイトルにつられて購入した本。伏線回収に驚かされた!
    なにかきっかけがない限り、信じるって中々難しいことだと思っているけど、、奇跡って、信じている人にだけ訪れるものなのね。これをきっかけに、わたしも奇跡を信じてみたい。

  • 良くある登場人物を殺して泣かす「死んじゃう系」とか思って、どんよりしながら読んでいたが、そこまで単純じゃなかった。流石いぬじゅんさん。

  • 前に進むためには何かしらのきっかけがいるもの。それを掴むのか、通り抜けるのかは自分次第。

  • 結局、悠希の元恋人の存在がなんなのかあやふや。すごく綺麗な話だけど、全体的に内容が薄い。

  • きれーーーーーなはなしだった。誰しも忘れられない悲しい思い出と戦いながらふとしたことで前を向いて幸せを掴むんだなと思った。というかそうであれ。純愛。

  • 優しい愛の物語
    オーロラのように儚くそして確かな約束事
    『いつかオーロラを見に行く』
    その約束を叶える間に、過去のことや現在のことが交差する
    前に進んでも良いのだろうか
    生きていても良いのだろうか
    想っても、良いのだろうか
    それでも進んだ先には確かなものと、奇跡が交じり合うのだと

    碧ちゃんの過去のこと
    悠希君の過去のこと
    どちらも忘れることも出来ないことだろう
    けれどオーロラという奇跡の元に美しく彩り歩んで行って欲しいと思う

  • 約束。守られないまま消えてしまった約束。
    もう意味ないのに、ずっと覚えてる。

    やっぱりなんだか薄く感じる。
    多分ラストがあっさり過ぎるんだ。
    盛り上げるだけ盛り上げて、シュッって消えちゃう。
    紙数が足りなかったのかな?と感じる。
    いや、あんまりあれこれ書きすぎるのも蛇足になるのかもしれないけれど。

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著者プロフィール

奈良県出身、静岡県浜松市在住。2014年『いつか、眠りにつく日』(スターツ出版)で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し作家デビュー。2019年フジテレビFOD、地上波にて連続ドラマ化され、のちにコミカライズ。『この冬、いなくなる君へ』(ポプラ社)で第8回静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」大賞、『この恋が、かなうなら』(集英社)で第10回同賞受賞。その他、『今、きみの瞳に映るのは。』『北上症候群』(実業之日本社)、『君がオーロラを見る夜に』(KADOKAWA)、『叶わない恋を叶える方法』(ステキブックス)など人気作品多数。持ち味の〝どんでん返し×泣けるヒューマンファンタジー〟や生死をテーマにした作品には根強いファンを持つ。

「2023年 『無人駅で君を待っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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