マジック・ツリーハウス 48 インカ帝国 天空の都

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 163
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041093825

作品紹介・あらすじ

◆ジャックとアニーは、魔法のツリーハウスで、いろいろな国や時代へ冒険の旅に出かけていた。◆ある日ふたりは、南米大陸のアンデス山脈へ。◆そこは、15世紀末アンデス山地に栄えたインカ帝国の時代だった。◆ふたりは、「大切なリャマを皇帝の兵士に連れ去られた」と泣く少年トバと出会う。少年と連れ去られたリャマは、みなしご同士かたい絆に結ばれていたがという。◆このままでは、リャマはいけにえにされてしまうと聞き、ふたりは少年にかわってリャマを助けだす決意をする。◆皇帝が住むという「天空の都」を目ざして、はてしなくつづくインカ道をのぼっていくと、やがて、けわしい山のてっぺんに、美しい天空の都市マチュピチュが姿をあらわした――!! ◆のちのスペイン侵略を免れ、400年にわたりアンデスに眠っていた天空の都マチュピチュ。秘境の世界遺産に隠された、インカ帝国繁栄の秘密にせまる!

感想・レビュー・書評

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  • 南アメリカ大陸のアンビス山地にある天空の都マチュピチュを目指してミッションを達成する物語だった。
    マチュピチュにはインカの皇帝が住んでおり、その皇帝が、種まきや収穫の時期を正しく知るために、太陽の動きを観測して夏至や冬至の日を特定し、暦を作って、それを国民に伝えるなど色々なことを国民のためにやっていたのだなと感心した。
    アンデス山脈で作られた作物としては、じゃがいも、トマト、とうもろこし、かぼちゃ、ピーナッツ、イチゴ、チョコレートの原料カカオなどがつくられており、凄いなと思った。

  • 今回の舞台は南米・インカ帝国のマチュピチュ。ジャックとアニーが銀色の毛の赤ちゃんリャマを救う。

    今話もストーリーは単線ながら、古の言い伝えを縦軸に展開する。しかし、初期ならもっと話が膨らんでいたと思うのだけど…。言い伝えを活かすために、ジャックが冒険に携える本の引用が、いつにもまして多いのもちょっと…。

    また、以前なら魔法として描いたであろう不思議もどっちつかずの印象で、このシリーズ後半でずっと感じるているブレが今話にもある。ラストの「勇気の秘密」も、何かに繋がる感じではなく、やや説教くさい?

    シリーズ中期くらいまで冴えていた物語の仕掛け(ピクニックに持っていく弁当)が久し振りに出てきたのが少しホッとした。

    それから、高所恐怖症にはツラい場面あり (^^;)

  • ジャックもアニーも、勇気があってすごい。ぼくだったら、あきらめちゃうかもしれないところもがんばっていた。「こわい気持ちに負けないでちょう戦する」をぼくもがんばりたい。
    リャマのクリアが話したところが、一番心に残っている。アニーが信じたから、クリアが話せたんだと思う。アニーはすごいな。
    ぼくもマチュピチュに行ってみたい。(小4)

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著者プロフィール

現代アメリカでもっとも実績ある児童作家のひとり。ノースカロライナ大学で演劇と比較宗教学を学んだあと、児童雑誌の編集者などを経て、児童文学作家となる。マジック・ツリーハウスシリーズは、1992年より29年間で100作以上が発表され、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの小学校の授業で使われているほか、全世界37か国で1億5000万部を超える大ベストセラーとなっている。

「2022年 『マジック・ツリーハウス 50 ヒマラヤ白銀のゴースト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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