うちの執事に願ったならば 9 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 209
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041097878

作品紹介・あらすじ

遂に成人を迎える花穎は、烏丸家の仕来りに則り、当主として肖像画を描いてもらうことに。
そんな折、候補者リストに挙がった画家達に次々と異変が起こる。
衣更月は、背後に潜む陰謀に気づき花穎を守ろうとするが、当の花穎は彼の忠告もどこ吹く風。
苛立つ衣更月だが、花穎のある意外な想いに触れ――。

「僕は当代、烏丸家当主だ」
「―貴方は、私がお仕えするたった一人の主人です」

実写映画化もされた不本意コンビの上流階級ミステリ、堂々の完結!

感想・レビュー・書評

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  • 完結!って、エーッもう終わり?まだまだ続くと思ってたのに。確かに終わりました。でも、何だかちょっと未消化。これからの二人の成長ぶりをもっと見たい。続編に期待‼️

  • 花穎はやっぱり甘さと若さがちょっと目立ってまだまだだなという感じ。もうちょっと成長するまで見たかったなとは思いますが、描かれてないところで成長していくんだよねと思っています。徐々に近づく主従コンビが楽しいシリーズでした。

  • 花穎くん成人とともに物語も終わったけど、まだまだ主従の関係はぎこちなく、でもお互いに歩み寄りながら続いていくんだなと思わせる。
    ここで終わっちゃうのかと言うぐらいが、物語としてはちょうど良いのだろう。

    鳳さんの過去を、最後に少しでも読むことが出来て嬉しかった。
    結構細かいと言うか、理屈っぽいと言うか…そのくせ友人を思って真っ直ぐ進んでしまう青臭さと視野の狭さが意外な感じで、読んでいて面白かった。

  • シリーズ完結。
    って知らずに読み終えて、裏表紙のあらすじで完結だと知ったっていう…(笑)

    花穎が成人する、ってなるとやはり大人になるわけで
    未熟でいられなくなるし、
    ここまでの成長の一区切りとなるからこそ
    ここでの完結なんだろうなぁと。

    衣更月との関係もゆきつもどりつ、誤解ありつつながらも
    深めていき、主従の関係も整ってきました。

    赤目さんとの関係もどうなるのかな、と思ってましたが
    ここまでの関わり方でいい感じになってたんだなぁと。

    今後の活躍も見てみたいものですが、
    ひとまずシリーズ完結ということで読めてよかったです。

  • これからが新たな始まり。なのに、作品はこれで終わりなのかと思うと寂しい。

  • このシリーズは好きです〜

  • 全作読み終えて、もう2人に会えないのが淋しい。

  • このシリーズ好き

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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