名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 307
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099780

作品紹介・あらすじ

金貸しの女の刺殺体となって自宅の焼け跡から発見された。捜査が難航する中、所轄の刑事、舞田歳三は、11歳の姪、ひとみの何気ない一言から事件の真相に気づく。さらに歳三の周囲で次々に起こる難事件。その思いがけない真実が、ひとみとの日常の一コマをきっかけに明らかになっていく。そして、ひとみにまつわる家族の秘密も......?歌野マジックが炸裂する、伏線だらけの本格ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 複層的な伏線に感服

  • 「五十音順の作者を読む」第3冊目「う」。

    刑事である舞田歳三(まいだ としみ)が、姪のひとみの言葉をヒントに事件を解決していく、という内容でした。

    正直、ひとみがもっと主体的に事件を解決するのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
    ただストーリー自体は面白く、最後の章でひとみの母親についての言及があったのは驚きました。

    続編も発売されているので「一味違った推理ものが読みたい」という方にオススメの作品です。

  • 少女の一言で気づき解決、とは感じられなかった。

  • 久しぶりの著者。

    同じ町で立て続けに起きた事件について
    小学生の姪や兄と会話することで
    真相に気付くストーリー。

    前の事件が次の事件にも少なからず
    影響を与える展開は好きでしたね。

    続きを読まなきゃ。


  • この作者にしては文章が平易
    時折会話文ばかりになって低年齢を意識してるようにも思える
    内容は割とオーソドックスな推理物

  • 2022/12/20 読了
    次男蔵書から

    姪のひとみちゃんの行動やら言動からヒントを得て、事件解決していく。
    実際に、ひとみちゃんは、事件に関与してないので、ひとみちゃんよりは、歳三刑事の話しなよーな。
    で、ほぼ全ての事件で人が死んでるのも、うーんな感じでした。

  • 「小学校のあるひとクラスの靴が全部盗まれる」事件が重大な殺人事件と結びついているなど、小学生探偵が活躍する本作らしいギミックが光り、思いもよらない犯行動機や意外な物証など、事件自体は地味だが非常に面白かった。シリーズ2作目と思っていたのだが、時系列としては小学生なので最初か。本作から読み進めた方がわかりやすいような。

  • ストーリーの最後に
    To be continued と書かれているような(笑)

    もちろん次作も手元に置いてある。

    作者の筆力から言えば、まだまだ。
    この作品自体、この後に続く作品たちの伏線でしかないのではないか?そう心の中で思っている。

    もう何度も作者には騙されてきたからね。
    最後に来る種明かしひとつくらいで終わるはずがない。

    さて。続けて読むとしよう。

  • なんか読んだ事がある様な気がすると思ったら、改題された作品でした。

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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