スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八転び篇
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年1月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041103760
感想・レビュー・書評
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西原理恵子先生の紆余曲折、人生でありとあらゆる苦難を乗り越えて来た、第二の瀬戸内寂聴先生ばりの卓越したお言葉は、読むだけでストレス発散できます。スッキリ‼スッキリ‼
結婚する男の最低条件→一人暮らしを経験していて排水口の掃除をしたことがある人。…どれだけ排水口が汚れているか知っている。そしてそれを自分で洗える。これ大事!私も一票!さすが「スナックさいばら」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
七転び八起きならぬ七転び八転びも経験した著者による人生へのアドバイス。経験値が高いと少々のことでは動じなくなる。それにしても投稿記事を含め、したたかに生きてきた女性たちのたくましいこと。
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私も夜中に腹がたってしょうがないことがあるんだけど、そういうときは、「今日疲れている」っておもって、お酒を飲んで寝ちゃうようにしているんです。人間は誰でも疲れると腹が立つし、人のことが憎くなる。10のうち7、腹が立つ事を考え始めたらもうダメ。ある意味、自分のシグナルにしていることがあるんです。
できないことをけなさいというのが大事
月に一回プロに掃除を頼む それで週末大げんかしないで済むなら安い
相手にあたらない、思いやる、その積み重ねですから。自分一人の頑張りじゃどうにもならない
結婚とか夫婦なんてもの、みんな普通にやっているように見えるじゃない。でも転んだり、つまずいたりして、自分が落ち武者になると、そうやって普通を続けていくことがいかに大変かが本当によく分かるんです
なんだ坂、こんな坂、まさかの人生
ドランゴンボールのスカウター 瞬時に相手の戦闘能力を数値化することができる
樽で醸造するお酒は年月が立つとすこしだけ減っている。それを天使の取り分という。共白髪になっても大好きっていいあえたら、それはアナタ、いろんな条件を手放して、やっとだとりついた天使の取り分だと思う
恋愛って次に行くときどうしても重なる部分があったりする。 佐野洋子 あれはのりしろといって数えなくたっていい
あすやろうは、ばかやろうです。
お兄ちゃんの、右の耳と左の耳の間にはちくわがはいいているのよ
夫婦 私も変わった。あなたも変わった。でもしょーがないねといえる。この冷静さが素敵。
相手の点数をつけてみれば、自分の点数がわかる。旦那が60点のときは、自分も60点。旦那の悪口を言う時は、同じ欠点が自分にあると思っていい。
夫婦っていうのは同じ舟に乗り込むもの
逆算してあと何年一緒にいられるかと思ったら、公開しないように、ちゃんと時間を使わなくてはならない
佐野洋子 夫婦ってね、浮気もけんかも、そりゃもういろんなことがあるでしょ。その間に生まれるたくさんの喜びや悲しみ恨み情、いろんな気持ち、それが長く一緒にいるとワインのように熟成されていくの。喜びも悲しみも苦しみも全部区別なくなるの。だから本当の夫婦になるのに時間がかかる
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西原先生、最高だなー☆私の生きる道しるべみたいな人だ。
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一番笑えたのは、「◯◯◯の生えたリラックマ」のくだりwww
良い言葉だと思ったのは「人は遺伝子の船」。
自分が結婚して子ども産むなんて、考えたことなかったし、無理だと思ってたし、縁ないと思っていて、結婚が決まった今でも子どもを作ることについて何も考えられない。
ただ、最近両親を見るとすごく老け込んでいるのが切なくて、「人は遺伝子の船」という言葉に納得させられた。いや、べつに、親に孫の顔見せたいとか思うわけじゃないけれど、なんだか「作ろうかな、産もうかなあ」という気にさせられた。 -
大笑い間違いなし。
お勧め。