宇津木式スキンケア事典 化粧品をやめると、肌はよみがえる (ノンフィクション単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106631

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  • 北里大学美容医学センターでアンチエイジング治療先駆者の医師の「ビアhだになるにはどうしたら良いか」の本です。
    端的に言うと「化粧品をやめれば肌は美しくなる」理論を書かれた著書です。
    世の中では肌を美しくする有効成分を付ける、飲む、又は有害物質を除去する洗浄成分で洗い流せば肌が綺麗になると謳われているが、宇津木先生はそれらを肌に付着させる際の界面活性剤が肌に及ぼす害や合成ポリマーの肌に対する依存性を書かれています。
    又、有効成分が肌に残った際、成分の性質上肌を乾燥させてしまう危険性についても注意喚起しています。
    その上で「使うならば保湿は白色ワセリンを少量、洗顔なら純石鹸を用い、界面活性剤や油分を含んだメイクアップ用品を使わない事」を推奨しています。
    本の内容に関しては現在実践中で宇津木先生の美肌理論については正しいかどうか判断しかねますが、肌に有害物質を接触させないといった点を身落としている人には一読して頂きたい良書です。

    何故スキンケア用品や肌に優しい等と謳った物が多く出回っているかというと、世の中には化粧品メーカーやそれらの広告収入を得ている企業、小売業等化粧品市場というのは膨大です。
    世の中の成人以上の女性の大半が化粧品を使い、ビジネスマナーとしてメイクアップする風潮であるためこれは仕方ない事なのですが、スキンケア=害とされてこれらの売り上げが無くなる事で多くの企業が倒産、経営縮小を余儀なくされます。
    また肌を美しくする有効成分に対する研究が完全でないのも理由の一つです。
    その為上記の理由から「化粧品=肌に悪いから使わないべき」というのは化粧品市場からすると都合が悪い事実なのでしょう。
    この本を読んで「まず肌に何かを与える前に悪い習慣を取り去る事」に意識が向くようになりました。

  • 友人がぜひ読んでみろと貸してくれた本。
    世のスキンケアの常識がすべて覆る感じでした。衝撃。
    医療業界もそうだけど、美容業界も商品買ってもらってなんぼの世界なので商業的な策略はあるでしょうねとは思ってはいたけど。
    日焼け止めをせっせと塗ってたら肌荒れてきたな~って思ってたところなので余計に納得して実践中ー

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