名画に見る男のファッション (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 198
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041107232

作品紹介・あらすじ

ナポレオンはナルシスト!? 長ズボンやシマシマ服の謎とは!? 500年前もやんちゃな兄ちゃんはとんがり靴!? 名画のファッションから人々の心情をとことん探る!『怖い絵』でおなじみ、中野節が今回も炸裂!

感想・レビュー・書評

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  • 普段から女子のおしゃれより、男子のおしゃれが好きな自分。昔の人のおしゃれも捨てたもんじゃないなあ。男子限定のおしゃれ本、今に受け継がれているファッションもあればすたれた物もありたいへん面白く、一気に読めた。日本版もあればいいのにな。

  • ナルシストでしょう、、、

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    「ナポレオンはナルシスト!? 長ズボンやシマシマ服の謎とは!? 500年前もやんちゃな兄ちゃんはとんがり靴!? 名画のファッションから人々の心情をとことん探る! 『怖い絵』でおなじみ、中野節が今回も炸裂! 」

  • 脚線美とはかつて男性に向けられる言葉だったとか、ヒゲには髭・髯・鬚と三つあるとか、へぇと感心する事柄とともに少々の毒も盛られた文章が結構クセになります(笑)フェルメールの『地理学者』が着ているガウンが”どてら”であるというのは言われて見ればなるほどで、やはり絵画はちゃんとした解説を見ないと面白味が半減するんだなぁと思いました。アンリ・ルソーの『フットボールをする人々』は単純に見た目が面白いけども(^^;

  • サクッと数時間で読める一冊。

    新しい絵も多く、大変面白かった。
    是非、女性バージョンも読んでみたいです。

  • とんがり過ぎていて笑ってしまった。どうしてそんなところに…とツッコミを入れながら読む。

  • 絵画のファッションについての解説にちょっぴり毒が含まれており、読んでいてくすりとします。
    フェルメールの絵の衣服が丹前とかヒゲを表す漢字は三種類あるとか、ちょっとした知識が増えました。

  • ファッションとはほとんど関係ないが、「蚤の幽霊」がとても怖かった。これが存在しなくて良かった…
    前半は、取り上げ方が意地悪に感じてしまって、似合う似合わないや年齢も美しさも関係なくファッションは自由だ!と叫びたくなった。
    現代は概ね自由で幅広いファッションが存在して、個人で楽しむことが許容されているので、こういうのもまた復活すれば面白いのになと思う。
    サラッと読めていいが、ちょっと物足りない。

  • サクッと読めて
    へぇ~という感じ

  • 軍服に始まり、軍服に終わる。
    脚線美とは男性向けの言葉だったのかとか、カツラが流行るとヒゲがなくなる。
    とか納得しまくりで面白かった。
    個人的にはダンディなモンテスキュー伯爵と、ダヴィンチのヨハネが好みだった。

  • フェルメールの丹前とか、脚線美は男のものだったとか、意外な事実を知ることができた。
    しかしあの靴の尖り様といい、「股袋」といい……ファッションも大変だなあ。
    あの悪魔の造形は衝撃でしたが、セーラー服の美少年王子は実にキュートで目の保養でした。

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著者プロフィール

早稲田大学、明治大学、洗足学園大学で非常勤講師。専攻は19世紀ドイツ文学、オペラ、バロック美術。日本ペンクラブ会員。著書に『情熱の女流「昆虫画家」——メーリアン』(講談社)、『恋に死す』(清流出版社)、『かくも罪深きオペラ』『紙幣は語る』(洋泉社)、『オペラで楽しむ名作文学』(さえら書房)など。訳書に『巨匠のデッサンシリーズ——ゴヤ』(岩崎美術社)、『訴えてやる!——ドイツ隣人間訴訟戦争』(未来社)など。

「2003年 『オペラの18世紀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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