グランドール王国再生録 破滅の悪役王女ですが救国エンドをお望みです (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 59
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041109595

作品紹介・あらすじ

乙女ゲームの悪役王女・ヴィオレッタに転生した経営コンサルタントの茉莉。
悲惨な処刑エンドを回避したいだけなのに、前職(世)のスキルが火を噴いて、その言動がことごとく王国再生のきっかけに!?
しかも攻略キャラたちには懐かれ忠誠を誓われ、正ヒーローの王子・レナルドには「俺が相手じゃ、あんたは嫌か?」ってそんなシナリオ改変はいりません!
悪の王女の人生やり直し、二度目の人生はハッピーエンド、なるか!?

感想・レビュー・書評

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  • 仕事帰りのはずが、気が付くと誰が王位を継ぐか、の
    話の真っ最中だった。

    すごい所で記憶が融合した、というべきなのか
    前世が乗っ取った、というべきか。
    そして、それに関して誰もが『人が変わった』程度で
    まったく疑ってない所がすごいです。
    黒幕(?)が、その点に関してだけは普通だったかと。

    一応『シナリオ』の大筋から逃れない程度に
    話は進められていっているらしい、です。
    主人公が抗っているのに、一体誰がどうやって? が
    一番の疑問でしたが。
    乙女ゲームの転生者あるあるなのか、捕まってみれば
    周囲には意味不明な意見の黒幕。
    しかし、そちらでも主人公の希望でも
    未来はまったく分からないものです。

    ある意味、もてもて主人公(笑)

  • 自分が悪役王女であることに気が付いたヴィオレッタ。処刑されないために何をすればいいか。それだけを考えていたはずなのに、身分を隠して治療院に行ったり、前世の経営コンサルタントとしての経験を活かして改革をしたり。。。かなり目立っているのが面白い。みんなが持つ王女のイメージと本人がどんどんかけ離れていっていることも。記憶を取り戻す前と後の違いに周りの人たちは戸惑うけれど、それでも少しずつ味方を増やしているヴィオレッタ。それでも敵も多いから今後、どうなっていくのか気になるところ。

  • 事前にネタバレでラルスが黒幕って知ってはいたけど、まさか彼も転生者でましてやこの世界のゲーム制作者だとは思わなんだ。
    ラルスの急な悪役ぶりがなんかホント急すぎてちょっとーーー!って感じ。
    なんかあの優しさ?とかも嘘だったんだーとか思うと悲しい。
    まぁ、人生をキャラとしか捉えてないからゲームの中の人としか思ってないだけなんだろうけど。どんな本読んでもこういう人は狂気だな。

  • 異世界転生の悪役令嬢もの?

    どうも、石鹸できたら伝染病解決?こんな性格ないだろう?とか、王族が自由に下町とか?、ラストコレ?とか納得できない展開や小道具のオンパレード。
    ラストまで読める文章でしたが没頭できませんでした。

  • シナリオから逸脱しまくってるのに主人公がシナリオを気にしすぎているのが不思議でしたが、それはさておき、落とし所が微妙な感じで、しかも唐突に終わって、このあとどうなるのか、気になるーー!
    忙しいはずなんだけど、それが文面から伝わってこなかったり、そこまでコンサルしてた?って疑問もあるけど、職業体験的な楽しみとか、意外な展開とかもあって、よかったです。

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著者プロフィール

東京都在住。投稿作『外面姫と月影の誓約』で第11回ビーンズ小説大賞奨励賞を受賞してデビュー。他シリーズに「仮面婚約のたしなみ」がある。

「2022年 『元魔王の転生令嬢は世界征服よりも恋がしたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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