- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041113066
作品紹介・あらすじ
幾多の困難を乗り越え、最愛の人・明々(めいめい)と結ばれた遊圭(ゆうけい)。
だがその胸には、いまだ氷解しないある大きな遺恨があった。
そのことを告白できないまま、束の間の平穏を送っていたある日、明々に嬉しい“兆し”が見られて――?
本編完結後の遊圭たちの姿を描く後日譚、そして本編前夜の玄月、陽元、凜々たちの人生と、後宮での出逢いが明かされる過去編を収めた全4編。
あの人気キャラクターたちの、知られざる物語がついに明かされる!
シリーズファン必読。登場人物たちの心中深くに迫る、珠玉の外伝集。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
本編のその後や過去の話など。
陽元の視点で、彼の幼少期から玄月との出会いなどが読めてよかった。
それに王慈仙視点も。どんな人なのかを知ってあの事件のことも、ああそうなのか、とより納得したし、彼の印象も少し変わった。
ちょっとした嫉妬ではない、野心だ。 -
Amazonオーディブルで聴いた。
若い女性キャラがアニメ声でうんざりする。
陽元と玄月の出会いの物語が良かった。 -
4.5
-
シリーズ本編の後日譚とその前の話。陽元は本編では少し配慮の足りない迂闊な印象だったけど、好きなものほど遠ざけていなければならなかった過去があってのことだったのかと思えば、また少し見方が変わってくる。凛々の話も良かった。
-
本編で、そこ気になってたんだよな!という過去の部分が短編化されてて、すっきりした。
凛々と玄月小月の過去は、本当知りたかったし、読むほど蔡才人が好きになる! -
これだけ作りこまれた人物をあえて脇に置いているすごさ。
-
金椛国春秋シリーズ 外伝。 陶蓮のやった事を責められるかといえば責められんよ。 族滅法がなんてある国家だよ。 抵抗したら何されるか分からんよ。 自分の守るべきものを犠牲にして 遊圭を守れるかって言われたら…… 守れんよな。 あと登場人物の過去話が読めて面白かった。 玄月と小月の話を読んだ時は 本編の結末を思い出し ホント良かったねーと安堵した。 それに、陽元と義母兄 恭王との出会い話も良かった。
-
本編に出てくる人物たちのその後や、過去の出会いなどを描いた外伝集。ハラハラする展開は無いけど、本編で気になっていた部分を知れる。