丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。11 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 180
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041113141

作品紹介・あらすじ

悪徳霊能力者の仁明(にんみょう)が生きているかもしれない。
かつて、吉原不動産の崩壊を目論んで次郎(じろう)を苦しめ、澪(みお)も強い恐怖を覚えた存在。
その脅威が再び忍び寄るのを感じ、澪たちは警戒を強める。
そんな中、仁明の関与が疑われる心霊現象の情報が入り、「第六」のメンバーと高木、リアムはお忍びで、老舗温泉旅館での心霊調査を行うことに。
それは気味の悪い工芸品のお面が勝手に動くというものだったが……。

「第六」に魔の手が迫る――!?
最後に衝撃の事実が待ち受ける、緊迫の11巻!

今回の「過日の事件簿」は、第六の新メンバーにしてセレブのご令嬢・宮川沙良(みやがわ・さら)と、彼女に忠実な謎めいたお目付役・目黒(めぐろ)との出逢いの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 純で素直でまっすぐに澪のことを慕ってると思ったからびっくり...洗脳なのか操られてるのか悪意からか。

  • 物事に突進する前に話すことを覚えたみたいだけど、相変わらず澪が一人でぐるぐるしてる。後ろ向きな感じでずっとぐるぐるしてるので、鈍重な印象。
    事件はまだ起こってもいないくらいなので、余計に気に障る感じ。
    せっかく周りに人がいるんだから、もっとちゃんと相談して欲しい。

  • 最近お出かけしてたり誰かとお電話してばかりだからなかなか進まなかったですがやっと読了しました。
    シリーズもとうとう11作目…長いお付き合いに。今回はあまりお話は進まず、次にドカ!っときそうです。

    今回怖い描写が少なかったおかげか…夜でも平気で読めました。
    「温泉旅館で卓球をする」のが夢な沙良さん。可愛いな〜とは思いましたが、温泉旅館で卓球台見たことないなぁ…と少し考えてしまいました。私が行くところにないだけですかね。

    今回はどちらかと言うと仁明の方が怖くて、段々と近づいてきた気がします。シリーズの中でも1番の不穏な終わり方でソワソワします。
    裏切り者のお話。そうじゃないことを祈りながら、そうな気もして。続きが早く読みたいです。

  • 今回も仁明の影がちらちらする展開でした。
    晃くんの言動が、私には毎回ツボで笑ってしまいます。先が気になって一気読みしました。
    仲間だと思っていた人は、敵か味方か…。

  • うすうすこうなる予感はしていたけれど…!

  • 仁明が気になりすぎて、一気読み。
    能力者こわすぎでしょ。

  • 実は味方じゃなかった!的な。

  • 「第一章」
    心霊現象の目的とは。
    全て彼女がやっていたという話なら良かったが、明らかに人間が出来る範疇を超えた事が起きた後は気味が悪いな。

    「第二章」
    違和感を感じる事柄。
    荒れ狂った者の対応は当たり前に恐怖を感じるだろうが、何もしてこない反応のない者も違う意味で恐怖だろうな。

    「とりかごの姫」
    外の世界を知る事で。
    言いつけを守り過ごし続けていたら本人の言う通り、今後どうしたらいいのか何もかも分からなくなりそうだよな。

  • 一巻から少しずつ読みすすめてる本。
    今回も面白かった、どきどきハラハラ展開で心拍数上がった。
    黒幕わからんけど、これはキナ臭くなってきたぞ、、

  • あー、しんどーい。べっとりじわじわ狙われてるかんじがしんどい。早く平和な(?)心霊物件モードにならないかなぁ。

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著者プロフィール

山口県出身。2011年『シミ。~純愛、浮気、未練、傷跡~』(宝島社)でデビュー。シリーズ作品に「丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。」「大正幽霊アパート鳳銘館(ほうめいかん)の新米管理人」(以上、角川文庫)、「神様たちのお伊勢参り」「さくらい動物病院の不思議な獣医さん」「神戸栄町アンティーク堂の修理屋さん」「神様の棲む診療所」(以上、双葉文庫)がある。その他に『不良坊主と見習い女子高生の霊感メソッド 祀町(まつりまち)オカルト事件簿』(KADOKAWA)、『リキッド。』(講談社)など著作多数。

「2023年 『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。14』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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