結界師の一輪華2 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 408
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041126486

作品紹介・あらすじ

幼い頃より虐げられてきた少女・華(はな)は、強い術者の力を隠して生きてきた。
だが本家新当主で、美しく強力な結界師である一ノ宮朔(いちのみや・さく)に迫られ、華は契約嫁として日本を護る柱石の結界強化に協力する。
期間限定の契約結婚のはずが、なぜか朔から気に入られ、結婚は解消できずにいるままだが、華は朔のおかげで本来の自分を取り戻し始めていた。

そんな中、術者協会に侵入者が発生し、いくつかの危険な呪具が盗まれてしまう。
朔との離婚を華に迫る二条院家の双子、桔梗と桐矢も現れて、新たな波瀾の予感が……。
大ヒット異能×和風恋愛ファンタジー、待望の続刊!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目。

    お姉さんの事、隠していた力の事、徐々に進展が見られます。

    また、新たに双子が登場し物語が面白くなってきました。これから楽しみです。

    それにしても術者協会に侵入者があって、重要な呪具が盗まれるって、大丈夫なのか?

  • 週末に家族で軽井沢に旅行してきました。遠出の旅のお供の本に図書館で借りた本は、持っていくのが少し怖かったので、購入後ずっと積読になっていたこのシリーズの最新刊までを一気見しました。

    1巻では、「一ノ宮家」以外の五家の術者は登場しなかったような気がするので、二条院の双子の登場は嬉しかったです。桔梗&桐矢の双子のキャラも個性豊かで親しみやすかったです。

    二条院双子との邂逅、「彼岸の髑髏」の学校襲撃、葉月との和解、華の力が周囲にバレる、葉月の家出と盛り沢山の内容でとても満足できました。

  • 朔と華の心の距離が少しずつ近づいていく雰囲気が話を読み進めていく中で感じられて、とてもロマンチックで素敵だった。
    華の性格が少しばかり、私に似ているような気がして、自分が本の世界に入り込んだような感覚になった。
    華はお金好きなところが面白みがあって笑ってしまうけど、よく言えば欲望に素直な子で気持ちが良い位だと感じた。
    強い力を隠しているのは平穏に暮らしたいと願う思いからのこと。
    私も同じで、ただただ平穏平凡に暮らしたいと思う。気持ちの中での今だからこそ華と被るものを感じた。
    二条院家の双子の桔梗という女の子は、最初は朔のことが好きで華に対して、敵対心むき出しだったけれど華の結界師としての力を認めることとともに、端に対する敵対心もなくなったところが潔い。
    双子の華の姉である葉月との関係も最後には子供の頃のように仲良しの2人に戻れたようで、本当に良かったなと、読み終わりのラストにはホッコリとした気持ちになれた。

  • 前回に続き実力を発揮していくヒロイン華
    双子の登場で物語の幅が広がりました
    書こうと思えば、続きもできそうな感じですね
    堪能しました♪

  • 娘が購入。 

    漫画に続いてついに小説まで(笑)
    成長を感じます。 

    双子ちゃん、仲良くなって良かったよ。
    さて、続きも期待してます。

  • 華と妹の葉月が丸くおさまって、二人揃って毒親の下から離れることができたのは良かったし、安心した。葉月の尽力が華に伝わってよかったね。
    とはいえ、ストーリーの主軸があまりにもあっさり解決してしまい、読み応えがない。
    次巻も読むつもりではあるけれど……。

  • クレハさんの小説は何本か読ませてもらっているけれど相変わらずの「ざまぁ」からの「甘々」で面白かったです。
    あと毒親を書くのがめちゃくちゃ上手い。トラウマレベル。
    雅ちゃんが等々鈍器を手に入れていてめちゃくちゃかわいかった。

  • 面白かった。

    新たな登場人物。
    華を敵視したかと思いきや、華と仲良くなったことで朔大好きから華大好きに。
    最後の最後でやってくれたな華。
    葉月とも昔のように仲良くに戻れてよかった。

  • 朔と出会ったことでどんどん輪が広がって、華がさらにいきいきとして楽しそう。秘密を公にすることでよりのびのびした感じ。

  • 妹さんのことは良かった。続くなら他の家の事情とか華ちゃんに言い寄る男とか出てくるのかな。

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著者プロフィール

2014年頃から執筆活動をはじめ、WEBに投稿するようになる。2016年商業デビュー。執筆ジャンルは異世界ファンタジーが主だが、初のTL作品『新婚さんのつくりかた~朝から溺愛注意報』が2020年にアルファポリスより書籍化。

「2020年 『新婚さんのつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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