ひとり旅日和 福招き!

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 648
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041128213

作品紹介・あらすじ

温泉、プラネタリウム、神社仏閣、水族館!
絶景に心を奪われる!!

日和は会社の社長のすすめで行ったひとり旅にはまり、
東京~長野~名古屋の「一筆書きの旅」に出るまで成長した。
旅を重ねるごとに自信が付き、仕事にも恋にもいい影響をもたらしている。
しかしある日突然、旅欲がなくなってしまった。これまで純粋に楽しんできたつもりが、
現実から「逃げるため」に旅をしていたのかもしれない、
と落ち込んでしまう。日和は悩みながらも、高知、愛媛、宮崎、鹿児島へ向かうが――。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第4巻。今のところは本作が最新だが、終わり方からするとまだまだ続きそう。極度の人見知りだった日和は一人旅をはじめてから3年が経ち、旅慣れただけでなく人見知りも大きく改善。車も使って旅の幅を広げていて、手慣れている。今回は長野〜名古屋、高知〜愛媛、宮崎〜鹿児島、そして、会社の先輩夫妻と蓮斗とのお土産持ち寄りホームパーティー(@両国)。特に清流四万十川や温泉を巡った四国の旅が良かった。毎回美味しそうな郷土料理も盛りだくさんで、旅の良さを再実感した。次作ではこれまでと違う展開もあり得そうで、楽しみにしたい。

  • 人見知りな日和が、一人旅に目覚め、日本全国旅する、安心安全なシリーズ。
    今回、地元鹿児島もルートに入っていたが、これは地元民から見ると、あまりにも無理のある旅程で、ちょっといただけなかったのが残念。地図上の直線距離だけ見て、取材的なものはあまりしてないのかなぁ…そうすると、今まで楽しく読んでいた他の土地への旅行はどうなるのか気になるところだが、まぁフィクションにあまり突っ込みすぎるのもよくないか。
    片想いの蓮斗さんとの仲も少し進展しそうな感じ?
    でも正直、気になるのは日和の恋よりご当地グルメ笑
    これからもおいしい旅行を続けて欲しいものです。

  • シリーズ第四巻。

    スタートから作内では三年の月日が流れている。今作は、日和ちゃんの片思いの話が顔を覗かせるところ、ちょっと暗くなってしまって、良くなかった。女の子だと、どうしても恋が上手く行っていないと、ややこしくなるんだけど。旅を中断しちゃうほどっていうのは、気持ちはわかるけど、読んでるこっちまで暗くなる。

    ちゃんと持ち直して楽しい旅もするようにはなる。それはいいのだが。これね、コッチが好きな人の気持ちはどうなんだろうなんて悩んでる時に読んだら、たまったものじゃないですよ。両思いになっていくんだろうって分かっていてもね。自分の恋まで壊れたらなんて、いらない心配しそうで。(大丈夫ですよ。ちゃんと持ち直してからは、普通に面白いから。)

    でも、麗佳への嫉妬の、あのドス黒さは、読みたくなかったな。誰もが抱く気持ちなんだけど、でもあれはダメよ。読ませるには黒すぎる。どうしても星4は、つけられませんでした。次作に期待です。

  • 読むと旅行に行きたくなりますね。
    行った所もあるけどこんなに良かったかなと思います。
    確認したいですね。
    旅行好きにはたまらないです。

  • この本を読むと旅に行きたくなる&旅している気分に♪
    何気に、日和と蓮斗の恋の行方も気になる。

  • 一人旅も大分慣れてきて、少しずつ自信がついてきた日和。そんな時、蓮斗達の仲間に入れてもらえた喜んでたいたが、蓮斗と麗佳の気さくな様子に疑心暗鬼になり、旅へ行く意欲を失ってしまい…

    元々自己評価が異常に低い日和が疑心暗鬼になるのは判る気がしました。ハッキリさせてしまえばこの居心地の良い関係が崩れてしまう。ジレンマですね。

    お互いの知り得ない所で気持ちがダダ漏れな二人にちょっかいを掛けてくる麗佳夫婦の気さくな感じがお気に入りです。
    あと一歩な日和と蓮斗がじれったいです。

    今回も日和と一緒に旅をしている気分になれて楽しかったです。どこも行った事がないので、行ってみたいです。

  • あー、旅行行きたくなった。
    読んでて四国行ってみたくなりました。でもやっぱり車運転しないと無理よね…
    ペーパーには辛いな。

  • はよ蓮斗とくっついてしまえ!
    もどかしい。。。

    神社とかの行き先が多いけど、
    神社とか興味無いから
    流し読みする部分が多い。
    四国は行ってみたくなった

  • 一筆書き切符というものを初めて知った。今度機会があればやってみたい。ストーリーは途中日和のネガティブ炸裂だったけれど、最後には蓮斗との恋の進展があって良かった。そろそろ終わる…?恋も両思いで完結?

  • 人気シリーズ物のようだが初読み。

    以前読んだ「居酒屋ぼったくり」と同様、食をテーマとしているが、こちらは少しライトノベル感ありかな。

    食と旅の組み合わせは鉄板であり、恋愛模様はなくても、いやむしろない方が純粋に楽しめるかもと思ってしまうおばさんの意見(笑)

    以前から行きたい高知、この本に触発されて、春には是非とも行ってみたいのである。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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