- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041128909
作品紹介・あらすじ
天然の火を手に、ついに結界を破り首都に侵入した〈蜘蛛〉。彼らの侵攻に人々が恐怖する中、煌四は自がら開発した雷火による武器が〈蜘蛛〉を殺戮する様を目の当たりにする。一方、燠火家の一人娘・綺羅にも、ひそかに神族の魔の手が迫っていた。そしてついに、千年彗星〈揺るる火〉が帰還する。
感想・レビュー・書評
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いよいよ後半戦。
しかし、重い展開が続く、続く。
超人的なシーンが続きすぎて、もはや、火狩りの特性が見えないんだけど(笑)
神族と人間の関係性って何なんだろう。
簡単に人間の中身を作り変えてしまえるくせに、人間がいなければ世界を成り立たせ続けられない、神の氏族たち。
作り変えられたのは、蜘蛛も木々人も同じ。
呪われた人たちの怨嗟の声が、終始付きまとう三巻だった。
そして、そんな地獄を見つめる〈揺るる火〉の選択を待つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ついに2人の歩みが重なる、第3巻
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〈千年彗星〉って本当に存在したのか。
この物語、妙にSF的な部分もあるので
なんらかのガジェットの比喩かと思ってたのに
実体のある存在として登場するとは。
ちょっと対立の構図が複雑で
どこに肩入れをしていいか
わかんなくなってきたわ。
どの種族も内輪もめまでしてるし。
明楽も、クンも、綺羅も、灯子も
みんな争いに巻き込まれて
満身創痍で自分のできることを探す。
いったいどうなってしまうのだろう。 -
星の子、登場
みんなボロボロだけど、神族とか勝てないでしょ
世界はどこに向かうの -
挫折。
一応記録として登録しておく。 -
いよいよ都が戦場となり、出てくる人物はみんなボロボロ状態。揺るる火も登場し裏切りなども明らかになる中で、様々な立場のそれぞれの思いが交錯していく。 こういう戦のシーンを読むといつもふと気になる、「自分がこの立場に置かれたらどう動くのだろうか」と。 そして、日頃の運動不足による体力の無さが1番最初に頭に浮かび、すぐ死んでしまうだろうな…と思ったところで速攻妄想が終わってしまう。